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日本OPの“雄叫び”に反響続々… 大会連覇かかる今平周吾「今週は静かにやりたい」

大会連覇、国内ツアー連勝を狙う今平周吾は準ホーム戦を迎える。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年11月7日 09時32分

<三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報◇6日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

「日本オープン」を制し、メジャーチャンピオンとして大会連覇に挑む今平周吾。大きな“肩書”を手に入れたが、いつもと変わらない涼し気な受け答えは健在だ。

こんなに吠えた今平周吾ははじめて見た【写真】

国内男子ツアーは「日本オープン」からだいぶ期間は空いたものの、今平は日本開催の米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に出場しており、「一週間おきに試合が流れてきているので、変わらず調子は維持できている」。

その「ZOZOチャンピオンシップ」ではトータル2アンダー・56位タイの成績。「ショットは悪くなかったのですが、もう少し精度を上げたり、ショートゲームの悪かったところを今週にぶつけていきたい」。習志野で持ち帰った課題を、御殿場で活かしていくつもりだ。

クールな今平だが、「日本オープン」では木下稜介と同スコアで迎えた最終18番。ロングパットをねじ込んで、感情むき出しの雄叫びを見せ反響を呼んだ。周囲からも「『あんなことするんだね』、『意外だね』みたいな感じで、いろいろな人から言われました」とちょっぴり恥ずかし気。「今週は静かにやりたいと思っています」と笑顔を見せた。

国内メジャー初制覇を達成し、さらには大会連覇がかかるが、いつも通り気負いは無い。「やることは変わらないです。上位で予選通過してというイメージで」。メジャーチャンピオンの肩書を手に入れたが「そこも変わらないですね」と相変わらずクール。

今季も残り4戦。高額賞金大会が続いていくが「1勝すれば賞金王の可能性もあるので、1勝を目指してやっていきたいと思います」。2018、19年の賞金王は、再びの“頂点”へ静かなる闘志を燃やしている。(文・齊藤啓介)

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