ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

松山英樹が狙う“7打差逆転V” 「完璧なゴルフをしないと」

松山英樹が7打差の逆転を最終日に狙う。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年11月16日 17時58分

<ダンロップフェニックス 3日目◇16日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>

トップと4打差で3日目を迎えた世界ランキング7位の松山英樹は、朝から雨が降り続き、悪コンディションのなか4バーディ・1ボギーの「68」でラウンド。最終日はトータル13アンダー・3位から、トップとの7打差から最終組で迎える。

松山英樹が“くるりんぱ”【写真】

「(マクグリービーがスコアを)伸ばしていたので、早めに何かいいキッカケがあって5打差ぐらいまで詰められるかなと思っていたんですけど、なかなか思うようにいかないまま。差は開いてしまいましたけど、あしたはいいプレーをしていきたい」

この日は、単独首位に立つマックス・マクグリービー(米国)と同組でプレー。朝一はともにティショットを右のラフに打ち込んだが、先に2打目を打ったマクグリービーはピン横50センチにつけてバーディ。松山は木が邪魔をし、低い球でグリーンを捉えるもピン奥10メートル以上の位置からのロングパットを強いられた。そのバーディパットは2.5メートルショート。パーパットも下りの微妙な距離を残したが、しっかり沈めた。

しかし、続く2番では2打目をグリーン右のガードバンカーに入れると、そこから約2メートルに寄せるも外してボギー。その後は8番までパーが続くなかで、対するマクグリービーは快調にスコアを伸ばしていった。前半の最終9番パー5ではアイアンで2オンを成功させ、2パットのバーディを奪うも、後半に入る時には差は6打まで広がっていた。

それでも後半13番、14番の連続バーディで、再び上位に顔をのぞかせると、最終18番パー5で“魅せた”。ティショットはバンカーに入ってしまったが、一旦出したあとはピン2メートルに乗せてバーディ締め。それでも、マクグリービーがボギーなしの6バーディを奪ったため、最後には大きな差がついてしまった。

最終日は「60台前半のスコアを出さないとチャンスはないと思う。そこに照準を合わせて頑張っていきたい」と意気込む。今大会の最多逆転優勝スコア差は1984年のスコット・シンプソン(米国)の“7打差”。奇しくも、今回の松山とマクグリービーの差と重なる。

ただ本人は「それを気にしてプレーはできないと思うし、完璧なゴルフをしないとチャンスはない。頑張りたいと思います」とパフォーマンスを発揮しつくすことに集中していく。ライバルは同じ米国男子ツアーのメンバーで、松山が通算10勝なのに対し、マクグリービーは未勝利だ。その経験も生かし、“勝負所”を見極めていく。(文・高木彩音)

シード争い激化! 男子崖っぷちランキング

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト