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10年ぶりの優勝へ 腰痛持ちの47歳・近藤智弘が8位で週末へ「チャンスがある以上頑張る」

ツアー通算6勝を挙げるベテラン近藤智弘が、トータル7アンダーで決勝へ駒を進める。

所属 ALBA Net編集部
神吉孝昌 / Takamasa Kanki

配信日時:2024年7月12日 18時44分

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇12日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72(予選)、7096ヤード・パー71(決勝)>

初日を「66」で滑り足したツアー6勝の47歳・近藤智弘が1イーグル・1バーディ・2ボギーの「71」。トータル7アンダー・8位タイで決勝ラウンドに進む。「前半はフェアウェイからボギーにしたり、3パッドしたりで、流れが悪かった。なかなか思うようにはいかないけど、スコアだけうまくまとめられた感じかな」と振り返った。

鹿もプレーに興味津々【写真】

そのなかでも、3番パー5ではイーグルを奪取。グリーン手前のエッジから残り27ヤードをパターで転がすと、ボールがそのままカップインした。「2パットでバーディを取りたいなぐらいな感じだったのですけどね、真ん中から綺麗に入ってくれてびっくりした。同伴のみんなも驚いていて、こういうラッキーなおまけもありがたい」としみじみと語る。

近藤は慢性的な“腰痛”を持っており、昨季は5月から9月までツアーを離脱した。「きょうもちょっと腰が張ってきた。ラウンド後はいつもすぐケアっていう感じで、練習ができないからね。やっぱり気候もいいし、あすに向けて練習ができないっていうのがう〜ん。気持ち的には前向かないような感じになっちゃうよね」と悩みは尽きない。

「でも、もう慣れているしこういうスタイルで戦っていくということはしょうがないでね。悪くなれば、痛み止めを飲むし」。持病とも上手に付き合っている。

2014年の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」以来、10年ぶりの優勝が見える位置に「チャンスがある以上、一生懸命頑張りたい」。決勝ラウンドはベテランの意地を見せたい。(文・神吉孝昌)

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