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JGAの試合は“絶対” 中島啓太がナショナルオープンにかける熱い想い「最後は勝ちきって」

約5カ月ぶりに日本ツアー出場の中島啓太。並々ならぬ想いでナショナルオープンに挑む。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年10月9日 17時08分

中島啓太は約5カ月ぶりの日本ツアー出場。ナショナルオープンで恩返しVを果たしたい
中島啓太は約5カ月ぶりの日本ツアー出場。ナショナルオープンで恩返しVを果たしたい (撮影:鈴木祥)

<日本オープン 事前情報◇9日◇東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇7251ヤード・パー70>

欧州ツアーをメインに戦っている中島啓太が、日本最高峰の大会に戻ってきた。プロ入り前は長らく日本ゴルフ協会(JGA)のナショナル・チーム、すなわちアマチュアの日本代表で活躍してきた。中島にとって、今大会を主催するJGAとの関係は、これまでのゴルフ人生に多大なる影響を与えてくれたもの。どうしても出たい大会のひとつだ。

ペットボトルがすっぽり…ラフの長さがやばい【写真】

それだけに、今週はフランスのナショナルオープンがあるなかで「日本オープン」を選んだ。JGA創立100周年の年に開催される記念大会。「地元の日本オープンでもありますし、JGA主催の試合なので、かなり気合を入れてきましたし、DP(欧州ツアー)3試合を欠場してきました」と、気持ちの面では今年一番の高まりと言っても過言ではない。

地元埼玉県での開催も、出場を後押しした。「週末に地元の友達が来てくれるので、しっかり予選を通過して最後は勝ち切って、日本オープンを終わりたいと思います」と優勝宣言も飛び出す。恩返しの大会で、スタートから出遅れるわけにはいかない。

予選ラウンドは同じく埼玉県出身の石川遼と同組に入った。「たくさんの応援が来ると思うので、盛り上げていきたい」と熱狂を引き出すプレーが目標。過去一ともいわれるラフの長さが強敵となるが、攻める気持ちで72ホールを駆け抜ける構えだ。

3月にはインドで欧州初優勝を遂げたが、以降は体調面の影響もあって納得の結果を得られていない。「インドで優勝を挙げることができて、わくわく感もあったんですけど思うようにいかず、苦しい時期を過ごすことのほうが多かった」というシーズンも残りわずか。「あと3試合だけですので、最後までいいプレーを目指して頑張りたい」と欧州のフィナーレに向かう前に、地元で栄冠をつかんで勢いをつける。

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