UTでアプローチする石川遼
石川遼がトータル3アンダーの7位タイに浮上した大会2日目。朝から大粒の雨がコースを襲っていた。各選手レインウェアを着込み、傘をさしているのだが、石川遼の雨対策はというと…。
プレー終了後に聞かれた石川は、「どうせ濡れるんだから」と、傘はささない派。たしかにラウンド中も傘は手にしていない。傘をさしたりたたんだり、キャディに渡したりと忙しくなる雨ラウンド。最初から煩わしいものを排除するのが石川流だ。
「面倒くさいですし、ぬれるのは諦めている(笑)」。グリップをぬらさないように傘の下で持つ選手も多いが、今のグリップは性能もよく、雨の日でも滑らないものが多い。これから梅雨時のプレーを楽しむために、いさぎよく“諦める”というのも一つの手かもしれない。