ドライバーのシャフトはプロになって初めて藤倉コンポジット製の『ベンタスTR』を装着し、石川の理想的なドローボールにひと役買っている。アイアンには「NSプロモーダスシステム3+プロトタイプ」と、モデルは変わらないがこれまでと少し違うしなりをするプロトタイプのシャフトを装着して、ドライバーと似たしなり感を出すのが目的。スイングとマッチすることで、多少飛距離も伸びているようだ。
練習場でボールを打ち、弾道計測器で飛距離の確認をしていたが、新しいシャフトを挿したアイアンをキャディバッグに収めてコースを後にした。ぶっつけ本番で使用する可能性が高いが、これも先を見据えた試みといえそうだ。(文・小高拓)