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2年ぶりの優勝 今季初Vの今平周吾の闘争心に火をつけた同級生の存在

2年ぶりの優勝 今季初Vの今平周吾の闘争心に火をつけた同級生の存在

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年9月5日 18時21分

いつも冷静な今平周吾が珍しくこぶしを何度も握りしめた
いつも冷静な今平周吾が珍しくこぶしを何度も握りしめた (撮影:岩本芳弘)
フジサンケイクラシック 最終日◇5日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>

「同級生には負けたくないですからね」。ツアーで初めて最終日最終組で優勝争いを演じた池上憲士郎の存在が、2年連続賞金王に火をつけた。初日「71」の31位タイと出遅れた今平周吾は、2日目以降、60台を並べて最終組に入ると、ボギーなしの7バーディで「64」のビッグスコアを出して、2位の池上、石川遼に4打差をつけて今季初優勝、通算5勝目を挙げた。

今平周吾が使うティペグはこちら

最難関ホールの5番パー4で、2打目をグリーン右奥のラフに外して、「一番外してはいけない」ところからチップインバーディを奪って、「今日はイケるかな」と流れをつかみ、前半で2つ伸ばして折り返す。そのときリーダーボードで今平の上にいたのは9番でバーディを奪った池上だった。

「ケンシロウに優勝されたくないと思っていました」。今季からツアーにフル参戦している池上は、今平が中学時代から親交がある。今平から声をかけて一緒に練習ラウンドを行うほど仲がいい。しかし、勝負になると別物だ。「ケンシロウがバーディを奪って、お互いにいいゴルフができたと思いますし、リラックスして回れました」。池上が首位で最終組が折り返すと、今平は11番で3メートルのバーディパットを沈めてガッツポーズ。首位の池上をとらえると、12番から4つのバーディを奪って突き放した。

池上への対抗心だけではない。もともとキレのあるショットが持ち味だが、今年の開幕前、飛距離アップを目指してトレーニングの量を増やした。飛距離は伸びたものの、アイアンの精度やショートゲームの感覚が鈍くなり、スコアメイクに苦しんで結果が出ていなかった。「過激にやらなくても飛距離は変わらなかった」と、5月頃からトレーニング量を減らしたことで飛距離はそのままで精度を取り戻した。

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