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今年は“やんちゃ”なゴルファーが優勝する? フェニックスのラフが100mmから35mmに短くなった

今年は“やんちゃ”なゴルファーが優勝する? フェニックスのラフが100mmから35mmに短くなった

配信日時:2020年11月18日 19時20分

そのとき、ケプカと優勝争いをしていたのは池田勇太だった。最終日は「61」をマークして、トータル20アンダーまでスコアを伸ばしたが、ケプカに1打及ばなかった。「池田君は林まで入るような曲がり方をまったくしていなかったんです」。それが渡辺には引っかかっていたのだ。

このセッティングのもう1つの目的は、スコアをハイレベルな戦いにすることだ。「僕の予想としてはスコアは伸びる。いまの選手たちの実力を僕が把握できているかは分からないけど、21アンダーというケプカが出したスコア、それに近いところで優勝争いが行われるかもしれない」。目指すのは、「全米オープンのような我慢比べではなく、マスターズのような選手に積極的なプレーをしてもらうこと」だという。

バーディの奪い合い。そのスリリングな大会をよりいっそう面白くするのが、ワンオン可能な13番パー4だ。設定は332ヤードだが、左にドッグレッグしていて、285ヤードのキャリーがあればグリーンエッジに届く。

「初日、2日目のセッティングでは280ヤード以上は飛ばないとグリーンエッジに来ませんが、3日目と最終日は、15〜20ヤード前にティマークを出します。そうなると265〜270ヤードでグリーンに届いてくる」。ハイスコアのゲーム展開となれば、誰しもワンオンに挑戦せざるを得なくなると渡辺は考えているのだ。

「言い方は違うかもしれないけど、選手たちには“やんちゃな”ゴルフをしてもらいたい。私は『リスクにひるまず行くんだ俺は』という選手が増えてほしいんです。池田君なんかはそういうタイプの選手。冷静沈着、感情を表に出さず、良くても悪くても平常心を保つ選手より、感情を表に出す選手の方が見ていて面白い」

練習ラウンドを終えた石川遼は、短いラフのセッティングに対し、「ある程度曲がらない選手だったら、ドライバーでガンガン行って、ラフに入ってもOKという攻めは十分にある」と分析。果たして日本一“やんちゃな”ゴルファーは誰なのか? ダンロップフェニックスは明日開幕を迎える。(文・下村耕平)

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