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「プラスと捉えるしかない」 石川遼はショット曲げるもアプローチに手ごたえ

「プラスと捉えるしかない」 石川遼はショット曲げるもアプローチに手ごたえ

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2020年9月6日 17時06分

ショットに不安も小技には手ごたえを感じた石川遼
ショットに不安も小技には手ごたえを感じた石川遼 (撮影:岩本芳弘)
フジサンケイクラシック 最終日◇6日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>

首位と5打差のトータル3アンダーから出た石川遼は、3バーディ・6ボギーの「74」と後退。トータルイーブンパー・21位タイで大会を終えた。

石川遼が新投入したウェッジはこちら【写真】

2日目には「65」をマークして初日の出遅れから一気に6位タイに浮上したが、「4日間を通してできたり、できなかったり」と浮き沈みのある1週間だった。アイアンショットは昨年から仕上がっている手応えがある一方で、ティショットへの課題が残る。「3番ウッドから怪しくなってくる。ティショットが全然プラン通りに運べず、逆球が何回もでてしまった。そんな中でスコアをまとめるのに、今日は必死でした」ともどかしい最終日となった。

大会4日間のフェアウェイキープ率は48.08%だが、一方でパーキープ率は81.94%。「30〜40ヤードからうまくセーブしたりというのは、全米プロからやってきていること。ある意味、自分で曲げておいて、自分でそういうところに出して、メジャーでもあり得そうな、3打目からの寄せワンをやれたというのは…(笑)、プラスと捉えるしかないですね」と気持ちを切り替える。

現地時間の17日からは、今年2戦目となる海外メジャー「全米オープン」に出場。冗談を交えて1週間を振り返ったが、限られた試合でも収穫を見つけなければもったいない。「1つでも、次の舞台で悪い癖が消えるようにしたい」と、このあとの長いシーズンを少しずつ前に進んでいく。

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