今季は序盤に2勝を挙げるなど、好調をキープしている髙橋彩華。2025年にパーオン率1位を記録した彼女は、「背中を意識して振っている」と話す。髙橋の高精度アイアンショットのコツを聞いた。
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今季2勝を挙げられた要因の一つに、アイアンショットの精度があると思っています。それは、私の生命線といってもいいくらい、調子を左右するものです。
スイングで大事にしているのは、背骨を軸と考え、背中を回す感覚で振ることです。体の前側に軸をイメージする人もいますが、私の場合、それだといろいろと体が動いてしまうんです。左右に動いて軸がブレたり、上体がボール方向へ突っ込んでしまったり、腕に力が入りすぎて引っかけが止まらなくなることもありました。
軸は背骨。そして、背中でクラブを振る動きは、水平素振りをするとイメージが湧いてきます。前傾せずに胸の高さでクラブを立てて持ったら、両腕で作った三角形をキープしたまま、体を回してクラブを振っていきます。ヘッドや手元が体の中心から外れないようにし、体を回すことでクラブが動くように意識します。背骨の軸とシャフトの位置関係を変えず、手先を使わずに振っていくんです。
背骨を中心に体が回れば、腕やクラブもつられてついてきます。この感覚がつかめたら、そのまま前傾します。水平素振りでつかんだ感覚のままスイングすれば、クラブはオンプレーンに動き、ボールを真っすぐ飛ばすことができるんです。
◼︎髙橋彩華
たかはし・さやか/1998年生まれ、新潟県出身。22年にツアー初優勝。26年は4月までに2勝目を挙げた。女子プロきってのショットメーカーで、25年はパーオン率1位を記録。サーフビバレッジ所属