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『手前ピンの50ヤード』を高く上げてキャリーで止めたい! ポイントは手首を“丸く”使うことだった

残り50ヤードで手前に切ってあるピンを攻める場合、普通に打つとスピンが利いていてもある程度ランが出てしまう。そんなときの打ち方は?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年9月17日 07時15分

高く打ち出すときは右手首を丸く使って右手のヒラを上に向けていく。バンスが利いてダフりにくくなるメリットもある
高く打ち出すときは右手首を丸く使って右手のヒラを上に向けていく。バンスが利いてダフりにくくなるメリットもある (撮影:田中宏幸)

残り50ヤードで手前に切ってあるピンを攻める場合、普通に打つとスピンが利いていてもある程度ランが出てしまう。そんなときはスピン量を変えずに少し上に飛ばす必要がある。ツアープロにレッスンも行うアプローチ専門コーチの永井直樹に打ち方を教えてもらった。

【連続写真】ピン手前の50ヤードは、フェースを自分に向けて高く打ち出す!

◇ ◇ ◇

手前ピンでやさしくボールを落としたい場合は、通常の50ヤードよりも右足を広げて入射角を緩やかにします。そして、インパクト直前に右手首を丸く使ってリリースすると、フェースが自分の方に向いて、ボールを高く打ち出すことができるんです。手首を丸く使うイメージが出ない人は、右手のヒラを上に向けていく意識を持ってもいいと思います。

低く打ち出したいときは、ハンドファーストの形をキープして、バンスを当てないようにインパクトしますが、高く上げたいときはバンスから地面に当てることで、ダフりにくくなります。

低い球と高い球の両方を打てるようになると、地面が硬いときはバンスが跳ねないように入射角を強めに、軟らかいときは緩やかにしてバンスで保険をかければ、大きなミスは出ませんよ。

■永井直樹
ながい・なおき/1996年生まれ、愛知県出身。ツアープロを目指していたが、プロコーチの目澤秀憲に習ったことをきっかけにティーチングの道へ。現在は『タイトリストボーケイウェッジコーチ』として男女ツアー会場でウェッジのレッスンやフィッティングを行っている。

アプローチ専門コーチの肩書きを持つ永井直樹

アプローチ専門コーチの肩書きを持つ永井直樹 (撮影:田中宏幸)

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●速く振っても飛ばない20ヤードのアプローチとは? 関連記事の【PGA選手のアプローチは手前から滑らせない!? 「左足下がり」の構えを作ってボールに直接コンタクト!】を読んで、ギュギュッとスピンが利くアプローチを身に付けよう。

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