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田中秀道の結論 「脱力しないとドローは打てない!」“インから下ろす”は顔で作る

2005年に発症したドライバーイップスを克服し、昨年から復調の兆しを見せている田中秀道。持ち球ドローだが、今と昔のドライバーでは、ヘッド体積や重心位置がまったく違うこともあり、ドローの打ち方は異なるという。現在の大型ヘッドドライバーでインから下ろして、ボールをつかまえるコツを聞いた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年10月21日 16時45分

アドレスの緩ませた表情をフィニッシュまでキープ。上半身の力が抜けることで下半身が安定し、インパクト効率が良くなる。反対にグリップをギュッと強く握ると、手首やヒジの関節、首の付け根が硬くなり、下半身がブレやすくなる
アドレスの緩ませた表情をフィニッシュまでキープ。上半身の力が抜けることで下半身が安定し、インパクト効率が良くなる。反対にグリップをギュッと強く握ると、手首やヒジの関節、首の付け根が硬くなり、下半身がブレやすくなる (撮影:米山聡明)

2005年に発症したドライバーイップスを克服し、昨年から復調の兆しを見せている田中秀道。持ち球ドローだが、今と昔のドライバーでは、ヘッド体積や重心位置がまったく違うこともあり、ドローの打ち方は異なるという。現在の大型ヘッドドライバーでインから下ろして、ボールをつかまえるコツを聞いた。

【写真】今はどんなスペックを使っている? 田中秀道のクラブセッティング

◇ ◇ ◇

グリップをしっかりギュッと握ると、手首やヒジの関節、首の付け根が硬くなります。それで良いショットが打てると思いますか? 上半身が強いと下半身がブレやすくなって、体が左に突っ込むカット軌道に。スピードが出ないし、インパクトで力が逃げてしまいます。

最初に握っているアドレスのグリッププレッシャーを、フィニッシュまで保つことが大事。ボウリングだって、力を抜いて腕をしならせた方がドロー回転になりやすい。脱力するコツは、アドレスで緩ませた表情を変えずに最後まで振ること。すると力が抜けて下半身が安定します。

振った感がない気持ち悪さを乗り越えると、インから下ろせるようになりますよ。

バックスイングで右股関節に乗って首の付け根を回すと体が深く回る。そして、ボールを右サイドから見たままクラブをしならせると、インから下りてくる
カット軌道が直らない人はボールへの意識が強過ぎる可能性がある。体がボールの真上から動かないため捻転が浅く、そのまま下ろすと肩が開いてカット軌道に
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
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脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
脱力して腕をしならせた方がインから下ろしやすい。右からボールを見ながらインパクトするのもポイント
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バックスイングで右股関節に乗って首の付け根を回すと体が深く回る。そして、ボールを右サイドから見たままクラブをしならせると、インから下りてくる (撮影:米山聡明)

また、ボールに意識があると体がボールの上から動かず、トップの捻転が浅くなりカット軌道になりやすい。右の股関節にしっかり乗って首の付け根を回し、右からボールを見るようにすると、捻転は深くなります。その位置でクラブをしならせるとインサイドから下ろしやすいですよ。

■田中秀道
たなか・ひでみち/1971年生まれ、広島県出身。2001年までに「日本オープン」を含む日本ツアー10勝を挙げ、02年から米ツアー参戦。05年頃に「切り返しでクラブが消える」ドライバーイップスを発症し、約19年間苦しんだ。昨年から復調の兆しを見せている。信和ゴルフ・ゴールデンバレーゴルフ倶楽部所属。

田中秀道が昨年から復調してきた

田中秀道が昨年から復調してきた (撮影:米山聡明)

田中秀道の今季成績はこちら



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