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ゴルフスイングで右手の正しい使い方とは?【動画コラム11回目】

今回はスイングでどうやって右手を使って振ればいいかという話をお届けします

配信日時:2017年5月13日 10時00分

右手をどう使うかを正しく理解する

 こんにちは。
右手のゴルフの片山晃です。

 右手のゴルフでは、当然右手を使ってスイングをしてもらいます。しかし、ただ右手を使うといわれてもピンとこない方もいらっしゃいます。

グリップは小さく、ヘッドを大きく動かすこと


グリップエンドを支点に右手で押すとドライバーが飛ぶようになる

グリップエンドを動かすことが飛距離アップにつながる

グリップエンドを動かすことが飛距離アップにつながる

 右手を使うという事は、左手を支点にして、右手でクラブを押してあげる。こういう事なんです。

 右手でクラブを押しながら、グリップエンドが支点になってくれれば、テコの原理で勝手にクラブヘッドが走ってくれます。これが、ゴルフスイングの基本になります。

 プロゴルファーが、どんなスイング理論を謳っていても、実際のクラブの動きは変わりません。プロならば、スイングの為に体を鍛えているので、右手を使う意識を持たずに体を回転させても、クラブに正しい動きをさせる事が出来ます。

 しかし、アマチュアゴルファーにこれは難しすぎるんです。体を鍛えたり、体を回転させるスイングを覚える程の、時間や練習量を確保する事が出来ません。

ただ、そんな事をしなくても、左手は使わずに右手でクラブを押してあげるだけで、プロゴルファーのスイングと同じクラブの動きを再現できるんです。

グリップを動かさないとヘッドが走らない

上体を回転させてもクラブヘッドは大きく動かせない

上体を回転させてもクラブヘッドは大きく動かせない

 今日は、スイング中に右手をどう使うのが正しいのかをご説明します。ドライバーで遠くに飛ばす為には、実際にボールを打つクラブヘッドの運動量を上げる必要があります。

 このクラブヘッドの運動量を上げる為には、グリップ側を動かさない事が重要なんです。

 しかし、皆さんは頑張って左サイドを回転させて打とうとするので、グリップ側が先行してヘッドが遅れています。一生懸命、動かさなくてもいい所を動かして、肝心の動かしたい所があまり動いていません。

スプリットハンドで右手の使い方を覚える

右手はいつもの位置で左手を離してグリップしてもいい

右手はいつもの位置で左手を離してグリップしてもいい

 実際に右手の使い方を覚える為の練習方法を紹介します。

 右手を使うと言っても、やみくもに力任せに右手でクラブを振る訳ではありません。右手を使う上で特に重要なのが、手首です。テークバックでは、右手の手首を甲側に曲げていきます。
正面から見ると開いた状態ですね。

 そこから、ダウンスイングでは一気に手首を手の平側に曲げていきます、正面から見て頂くと、閉じた状態です。

 これの動きを分かりやすく体感して頂くためのドリルとして「スプリットハンドドリル」があります。「スプリットハンドドリル」はよく聞くドリルかもしれませんが、私が皆さんにやって頂きたい事は、この手首の動きだけでいいんです。

 まず、左手をいつも通りグリップしてから、右手を少し離してグリップします。間は3cm〜5cm位で結構です。

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