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アプローチのピッチ&ランはヘッドを真っすぐ引くべし【7回目】

植村啓太がアプローチに悩むアマチュアのためにイチから教えてくれる新コラム。今回はピッチ&ランについてお話します。

配信日時:2017年5月10日 20時00分

テークバックでフェースは閉じたり開いたりしない


顔はしっかり残してボールが落ちてから見る

ヘッドは飛球線後方に真っすぐ引くこと
テークバックのフェースの向きでコロがりが変わる
顔は絶対にピン方向に向けないこと
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ヘッドは飛球線後方に真っすぐ引くこと
 今回はピッチ&ランを説明します。ランニングアプローチよりもキャリーが出てランが少ないのです。それよりも弾道が高いのがロブショット。クラブはSWかAW。ボール位置はランニングアプローチ同様に真ん中よりもやや右めにおきましょう。ロフトを立てたり、寝かせたりしてはいけません。手の位置は左ももの前にして、体重は左足体重にしましょう。

 テークバックはインに引くと、球の手前でダフる原因となります。トップやシャンクの原因にもなります。飛球線後方へ真っすぐにヘッドは引きましょう。フェースの向きはテークバックはスクエアにしましょう。フェースを閉じるとフック回転でコロがりが多くなり、フェースを開くとコロがりが少なくなります。フェースはスクエアに振り上げるとキャリーとランの割合が同じになります。フォローは転がすときはフェースは閉じ気味に、止めたいときはフェースは開き気味にしましょう。

 スイング中は手首は使わないこと。ひじを引いたりしてもダメです。手は使わずに体の回転で振るようにしましょう。ワンポイントとしては体の回転を意識すると顔が一緒に上がりやすいので、顔はしっかり残してボールが落ちてから見るようなイメージで打ちましょう。

植村啓太氏プロフィール

植村啓太
(K's Island Golf Academy)

1977年5月27日生まれ。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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