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ゴルフ初心者・中級者の練習法 7番アイアンを右手で打ってみる【動画コラム9 回目】

今回の話は、ドライバーで飛距離アップできる練習方法のお話をお届けします

配信日時:2017年4月30日 10時00分

スライサーにも有効な練習方法がある

 こんにちは。
右手のゴルフの片山晃です。

 今日は初心者の方にやって頂きたい練習方法を紹介します。
実際には初心者ではない方でも、スライスする人には効果抜群の練習方法です。右手1本のアイアン打ちです。

インから下ろしてアウトに振りぬく感覚がわかる


右手で打つとインサイドから振り下ろす軌道になる

両手でクラブをグリップするとフェースを意識出来ない

右手1本だとフェースの開閉が意識できる

右手1本だとフェースの開閉が意識できる

 これは初心者に限った話ではないのですが、ゴルフの様に両手で長い棒状の物を持って振りまわした場合、シャフトを意識することは出来ますが、フェースを意識することが出来ないんです。

 だから、初心者にクラブを持たせてボールを打って下さいと言っても、ヘッドがボールに届かない位置を通過して空振りをしてしまうんです。

 ゴルフ経験のある方でも、フェースを意識出来ている人は、ほとんどいません。皆さん、今までの感覚で打っていますが、スイングの途中にフェースの向きなどを意識することが出来ますか?
きっと出来ないと思います。
 
 これは両手でグリップしているので、フェースの意識が出来なくなるだけなんです。

右手1本で7番アイアンを打ってみる

テークバックでフェースは開いてフォローで閉じる

テークバックでフェースは開いてフォローで閉じる

 では、スイング中にフェースを意識できる様にする為にはどうするのか?

 まずは、7番アイアンを持って、普通に構えてみて下さい。
ボールはティアップしておいて下さい。

 その状態から、左手のグリップを放して腰の後ろに持っていきます。右手だけでクラブを持っている状態です。

 この状態から、右手1本で打ってもらいます。

この時、右手でやる事は1つだけです。フェースを開いて閉じる。これだけです。

 スイングの大きさは、大きなスイングでなくて結構です。ハーフスイングくらいの大きさで結構です。右手1本で打って頂くと、ご自分でもビックリするくらいフェースを意識できます。開く事も閉じる事もです。

 そして、体は全く使いません。本当に右手1本だけです。胸は後ろを向いたまま、右手だけで打っていきます。クラブは自然にインサイドから下りてきて、アウトサイドに抜けていきます。

 この打ち方だと、スライスを打てと言われても打つ事ができません。

 初心者にゴルフを教えるのであれば、グリップやアドレスを教えて頂いて結構です。しかし、最初にボールを打つ時は右手1本で打たせてみて下さい。

 ゴルフで一番大切なフェースローテーションを最初から感じる事ができます。初心者でなくても、いまいちフェースローテーションの感覚が分からないという方は、是非右手1本で打ってみて下さい。

簡単にフェースを意識することが出来ます。

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