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左足上がりのアプローチを極める【26回目】

植村啓太が様々な状況からのアプローチショットを徹底解説。1回目は左足上がりからのアプローチ。頻出する状況なので、是非覚えてください。

配信日時:2017年11月9日 17時00分

必殺アプローチ術


左足上がりアプローチ【ピンが近い状況編】

傾斜に対して肩のラインを平行にアドレスする
左足を引いてオープンスタンス。フォローで腰が回りやすくする
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傾斜に対して肩のラインを平行にアドレスする
 砲台グリーンの多い日本のゴルフ場では、ショートするとほとんどの場合「左足上がりアプローチ」の状況が残ります。そこで、今回は左足上がりアプローチでの「ピンまでの距離が近い状況」と「ピンまでの距離が遠い状況」それぞれの寄せ方をレッスンしていきたいと思います。

 まず、「ピンまでの距離が近い状況」。左足上がりのライからはボールを上げやすいこともあり、それほど難しくはありません。クラブはサンドウェッジがオススメです。ランがあまり出ないので、キャリーでしっかり距離感を出すようにします。

 打ち方で気をつけたいのは、アプローチの定石である左足体重にして、ボールを右足寄りに置かないこと。左足上がりのライでこのアドレスをすると、ヘッドが鋭角に入ってしまいミスにつながりやすくなります。

 アドレスはやや右足に体重を残しておくのがコツ。傾斜に対して肩のラインが平行になるように構えます。さらに、フォローで腰の回転が止まり、引っかけが出やすいライなので、少し左足を引いてオープンスタンスで構えるようにしましょう。

 スイングが体の回転で打つイメージ。手首を使ったりしなくても、ボールは高く上がり最小限のランで止まってくれるはずです。


左足体重だとヘッドが鋭角に入る

傾斜に逆らった左足体重だと、ヘッドが鋭角に入りミスになる

傾斜に逆らった左足体重だと、ヘッドが鋭角に入りミスになる

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