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ゴルフスイング ツイスト打法でドライバーの飛距離アップ【動画コラム31回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回は下半身の使い方についてお話します。

配信日時:2017年10月1日 17時00分

簡単に飛距離アップが可能な『ツイスト打法』

 こんにちは。右手のゴルフの片山晃です。

 今日は、全てのゴルファーの望みとも言える、ドライバーの飛距離アップについて、お話します。

 皆さんはドライバーの飛距離を伸ばす為に、何をしていますか? 多くの人が、間違ったスイングで飛ばないボールを打ってしまっています。

 そこで、今回は私が教える右手のゴルフの中で、簡単に飛距離アップが可能な『ツイスト打法』をご紹介します。

少し手元(グリップエンド)がヘッドと逆方向に動く


テコの原理を応用してヘッドを走らせる

腰を切った時では手元が左へ動く(左)、ツイスト打法時では手元は逆に動くイメージ(右)

腰を切った時では手元が左へ動く(左)、ツイスト打法時では手元は逆に動くイメージ(右)

 ツイスト打法は、近年色々なレッスンプロの中でも、取り入れられているスイング理論です。

 元々は、プロ野球の世界で命名された打ち方です。

 それをゴルフスイングにも応用した訳です。

 と言っても、実は打球のスポーツでは、特別な打法ではなく、昔から行われている打ち方でもあります。

 ツイスト打法とは、一体どんな打法なのか?

 実は、ツイスト打法はテコの原理を応用した打ち方です。支点は左手、右手が力点、作用点はクラブヘッドになります。

 皆さんご存知の通り、テコの原理は小さな力で、大きな運動を可能にする、有名な物理理論です。これをゴルフスイングに応用してあげれば、力のない人ほど、その効果を実感して頂けます。

 では、打ち方についてですが、バックスイングからトップまでは通常と全く同じです。

 ここから、腰を切らずに、手元をインパクトの場所で止めてあげます。

 もしくは、イメージとしては、少し手元(グリップエンド)がヘッドと逆方向に動くイメージです。クラブにこの動きをさせてあげると、テコの原理でクラブヘッドが勝手に前に進んでくれます。

 逆に、皆さんがレッスンで教わっている、「腰を切るスイング」は手元が一緒に前に出てしまいやすいスイングです。

 特に、練習量の少ないアマチュアゴルファーは、腰を切りながら、手元を残す打ち方は難しい打ち方になります。

 手元がクラブヘッドと一緒に前に進んでしまうと、クラブヘッドには逆にブレーキがかかってしまいます。ツイスト打法は、手元(グリップエンド)を止める事によって、ヘッドが勝手に加速してくれます。

 インパクトでこの状態を作りあげる為には、ダウンスイングの早いタイミング、イメージでは手元が腰の位置に来た時点で、手首のターンが終わっている位のイメージです。

 しっかりと、右手が左手を追い越した状態を作ってあげれば、手元がヘッドと一緒に前に出る事はありません。

 難しく感じるかもしれませんが、実際に試して頂くと、すぐにツイストの感覚が掴めると思います。そして、今までに感じた事のない飛距離を実感して頂けます。

 また、飛ばないスライスに悩んでいる方は、スライスと飛距離不足の悩みが、両方一気に解決してしまいます。

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