【カーリング】の目的はダウンブロー
つまりアイアンでは1クラブ分ロフトが立って降りてくるわけです。プロがトーナメントで見せるアイアンでのビックターフや飛距離にはこのような秘密が隠されていたのです。しかし、アマチュアの多くはこの反対の動きを見せます。アイアンでもインパクトでフェースは上を向きます。当然ターフは取れませんし、打球は力なく上に上がるかトップボールを多発します。軽いインパクトの代表例になってしまいます。
ここにもう一つの資料があります。
・USPGAの平均値でロングアイアンの最下点は、なんとボールの先5cm!
・アマチュアの平均はボールの真下、ローハンデでもボールの先1〜2cm。
芝の上で練習できるアメリカ人でさえこの結果ですから、日本のアマチュアの皆さんの場合は、もっと手前ということも想像できてしまいますね……。
それでは皆さんに最も適した動きは【1】〜【3】のどれでしょうか? 私がお勧めするのはやはり最もシンプルな動きを見せる【1】です。タイガー・ウッズやアダム・スコットは美しいスイングの持ち主ですが、このトップが完成すればインパクトまで腕は何もしなくてもフェースをスクエアに保つことが出来るのです。つまり、“カカト軸ジャンプ”が完成すれば「腕は何もしなくても良い」ということになりますね!
さあ、皆さん理解できましたか? 出来ませんよね……。この辺りは言葉による説明の限界を感じます。そこで、次回はもう一度【カーリング】の詳しい内容も含め、タイガーやスコットのようなトップを簡単に完成させるドリルを動画によってご紹介します。SEE YOU LATER!