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ドライバーは下半身から上半身を動かして飛ばそう【1回目】 

日本を代表するレッスンプロ、植村啓太氏が、ドライバーがどうしても飛ばせないという人のために特別にレッスン。動画で分かりやすく動きを交えながらレッスンします。お楽しみに。

配信日時:2017年3月7日 16時34分

ボールを上から投げる時に左足を着いてから投げるのと同じ


まずは素振りで左足から踏み出して正しい体重移動を学んでみよう
 こんにちは植村啓太です。今回はドライバーに飛距離不足に悩む人のために、飛ばしのポイントを説明します。1つ目はパワーをトップで貯めることが大切。上半身、下半身が一緒に動いてしまっている人は捻転のないトップになって、パワーが貯まりません。

2つ目はパワーをダウン以降に解放すること。目標に向かって解放する際に、腕が縮こまって左ヒジが引けたり、フォローで右足に体重が残ったりするとパワーが出ません。それが上手くいくと飛距離が出ます。
 
3つ目は解放するときに体の動かす順番が大切です。ボールを遠くに投げるならば、腕を振りますが、腕だけを振っても遠くに球は飛びません。腕を引いた後に体重移動を使うとパワーを使えます。スポーツは下から上に使うことが大切。これができれば、スイングの形がきれいになります。体重移動するならば、こうしていると右足、左足と素振りでできますが、スイングになるとできない人がいます。トップで腕から動いて下ろしてしまう。腕というのは下半身が動いた後に動かないとダメ。さらにフォローで腕が伸びないのは、下半身から動いていません。腕が縮むのは最初に腕の振り下ろしがあるから、下がつまるので、フォローが大きくならなりません。

 練習法としては軽く足踏みをして、ステップしながら素振りを連続でしましょう。そうすると、下半身の反動で勝手に腕がついてスイングできます。左足が地面についた後に振ることで、下から上への動きを体感できます。ボールを打つ際は、左足を上げて一本足打法で打ってみましょう。打てない人は腕から振り下ろしてしまっています。ポイントはパワーをトップでためるトップから下半身から動いて、パワーを解放しましょう。この3つが飛ばしのポイントとなります。

植村啓太氏プロフィール

左足を上げて実際に一本足打法のように打ってみよう

左足を上げて実際に一本足打法のように打ってみよう

植村啓太
(K's Island Golf Academy)

1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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