手元を中に入れ、ロフトを寝かせて構える
クラブを少し短く握ってオープンに構えたら、上体を真っすぐにセット。手元をいつもより中(センター)に入れてみてください。こうやってロフトを寝かせると、ボールのつかまりがよくなる上に、打ち出し角が高くなってピンそばに止めることができますよ。
ボールを上げようとしてすくい打ちの形になると、トップなどのミスが出ますが、上がる構えができているのでいつも通りに振るだけでOK。体の突っ込みも抑えられるので、ダフる心配もありません。
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
かしまだ・あきひろ/65年生まれ。名門・日本大学ゴルフ部では主将を務め、92年にプロ入り。アイアンの名手・安田春雄を師と仰ぎ、90年代には国内男子ツアーに出場した経験もある。従来の常識にとらわれないレッスンが好評で、それぞれのゴルファーに合った自然でシンプルなスイングを提案している。