フライヤーで飛びすると、ダボになる危険も
ボールにスピンがかからないため、初速が上がって1番手か、ときには2番手くらい飛びすぎてしまうことも。グリーン上にキャリーしてもボールは止まりません。グリーン奥からの難しいアプローチを残せば、ダブルボギーの危険もある。一発のフライヤーで、一気に80切りが難しくなってしまいます。
フェースとスタンスを開いて、右にすっぽ抜けを打つ
フェースとスタンスを少し開いて構えたら、ややカット軌道にスイング。ハイフィニッシュになるように、クラブを体の左サイドに高く振り抜いてください。あえてボールがつかまらないように打つのです。フェースを開いている分、球は右にすっぽ抜ける感じでOK。こうするとスライス回転の高い弾道になり、フライヤーによる飛びすぎを最小限に抑えられます。前ではなく上に飛ばすことで、球の高さでグリーンに止められるのです。
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
よこしま・よしかず/ 52年生まれ。千葉県出身。パワーフェードとショートゲームを武器にレギュラーツアー通算6勝、生涯獲得賞金は3億2千万円を超える。シニアツアー転向後は2004年に賞金王に輝いた。