真っすぐ狙うより曲げたほうがリスクは少ない
クラブを強めに握ってしっかり振るとフェースが返りやすくなるので、球筋はドローに。右へ曲がる逆球のミスは出にくくなります。反対に軽めに振るとフェースが返りにくくなるので、フェード系の球筋になります。これはピンが右に切ってあるときに有効。ピンが左橋のときは「しっかり」、右端のときは「軽く振る」のがベタピンショットのポイントです。
左ピンはつかまりやすい小さい番手でしっかり打つ
(この記事は2016年11月24日発売のALBA713号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
うえだ・ひろし/58年生まれ。大阪府出身。師匠は“リトル・コーノ”と呼ばれマスターズでも活躍した河野高明。7回目のプロテストで合格した苦労人でレギュラーツアーでは未勝利だったが、シニア転向後の2010年の「スターツシニア」で初優勝。河野が肝臓がんで亡くなった2カ月後の涙の勝利だった。現在は太平洋クラブ益子PGAコースの支配人や日本プロゴルフ協会副会長を務めている。