スタンスを狭めるとコンパクトに速く回れる
ポイントは、スタンスを「狭く」して構えること。両足カカトを腰幅に収めれば、スイングがコンパクトになり、下半身を速く回転させやすくなります。さらに両足ツマ先を開くことで、腰をその場でクルッと回転させることができる。左右へのスエーがなくなり、ミート率が高まるのです。パーオン率が必ずアップしますよ。
(この記事は2016年10月27日発売のALBA711号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
うえだ・ひろし/58年生まれ。大阪府出身。師匠は“リトル・コーノ”と呼ばれマスターズでも活躍した河野高明。7回目のプロテストで合格した苦労人でレギュラーツアーでは未勝利だったが、シニア転向後の2010年の「スターツシニア」で初優勝。河野が肝臓がんで亡くなった2カ月後の涙の勝利だった。現在は太平洋クラブ益子PGAコースの支配人や日本プロゴルフ協会副会長を務めている