スピースは現代風、トーマスはシニア系
特に、左利きのスピースは切り返し直後に早いタイミングで左足重心になっているので、とりわけアイアンに適したスイング。フォローでもフェースをまったく返さないのもイマドキです。
その同世代で異色なのがトーマスです。トーマスは、ハイトップ&ハイフィニッシュで、昔のジャック・ニクラス世代に多いタイプ。シニアのチャンピオンズツアーなどでよく見ます。
手元を高く上げることで、落下する力を利用する飛びに特化したスイングになっています」
トップが高く、フィニッシュも高いトーマスは、高さのエネルギーを利用することで、ヘッドを加速させている。
左利きのスピースは下半身も左足の反応が敏感で、切り返し直後に左足重心になる。アイアンでは理想的な体重移動。