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原英莉花が“浅い沈み込み”のスイングに進化! ヒザは深く曲げない方が安定する?【2026最新分析】

今季から米女子ツアーに参戦し、初戦でトップ10入りを果たした原英莉花。長い手足を生かした圧倒的な飛距離が武器の彼女のスイングをプロコーチの南秀樹が分析。我々が参考にしたいポイントも教えてもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年3月16日 12時00分

ダイナミックなスイングに定評のある原
ダイナミックなスイングに定評のある原 (撮影:GettyImages)

今季から米女子ツアーに参戦し、初戦でトップ10入りを果たした原英莉花。長い手足を生かした圧倒的な飛距離が武器の彼女のスイングをプロコーチの南秀樹が分析。我々が参考にしたいポイントも教えてもらった。

【連続写真】ダウンからの“浅い沈み込み”に注目! 原英莉花の最新スイング

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173センチの長身から繰り出される飛距離が魅力の選手。現在のスイングからは、調子の良さが感じられます。まずはバックスイング。両ヒジの間隔を変えずにクラブを上げていき、トップでも適度に右ワキが締まっています。調子が落ちるとダウンスイングでクラブがインサイドから入り過ぎる傾向がありましたが、その原因のひとつがトップで右ワキが開き、若干シャフトがクロスすることでした。現在は手の位置も高く、クラブも理想的なポジションに収まっています。

上体を沈み込ませながらダウンスイングに入りますが、ヒザの沈み込みが浅くなっているように感じます。ヒザを深く曲げてしまうと上体が起き上がるミスにつながり、ツマ先上がりの傾斜を打つようなスイングになります。ヨコ振りになってインサイドからの軌道が強くなりやすいんです。一方で、ヒザを曲げる度合いを浅くすれば、前傾を保ちやすくなり、プレーンで振りやすくなります。今後の活躍が楽しみなスイングだと思います。

原選手のようにバックスイングで両ヒジの間隔を変えずにクラブを上げる動きは、手先を使い過ぎる方には参考になるポイント。バックスイングで「上半身が回っていない」、「日替わりでクラブが上がるところが違う」と感じているなら、両ヒジの間隔を変えない、腕の三角形を保ってクラブを上げる意識を持ってみてください。

手先を使わずクラブを上げるには、始動でクラブとともに左肩を一緒に回す動きが欠かせません。手元が腰の高さに上がるまでは、左肩を飛球線後方に押し込みながら三角形をキープしてください。右ヒジを曲げると三角形が崩れフェースが開いてしまうの注意しましょう。手元が腰の高さに上がったら、右ヒジを畳みながらクラブを上げてください。

もう一つ意識したいポイントが、右股関節にグッと乗ること。右足付け根に乗るイメージでも大丈夫です。
腰を回そうとして引けてしまうと、そこに空間ができインに上げて両腕の三角形は崩れます。右股関節に乗って両腕の三角形をキープしながら上体を回していけば、体の遊びがなく、引き締まったトップになる。逆を言えば、この緊張感、張りがなければ、途端に手先から動いて三角形は崩れてしまいます。体を使ってクラブを上げるのは簡単ではありませんが、これができるかどうかでショットの精度は大きく変わってきます。

■原英莉花
はら・えりか/ 1999年生まれ、神奈川県出身。2025年は米下部ツアーを転戦し1勝を挙げる活躍。26年はレギュラーが主戦場となり、ツアー初優勝を狙う。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。

■解説:南秀樹
プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。

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原英莉花のプロフィール

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