インパクト直前にシャフトの逆しなりを作るには、「下半身が主役」と話すのは、身長163センチながら公式記録342ヤードを誇る元ドラコン世界女王・大和田沙羅。下半身が先行して動くことでアーリーリリースを防ぎ、ドンピシャのインパクトを迎えられるという。
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飛距離アップに最も重要なのが、インパクト直前のシャフトのしなり戻りです。しかし、多くのアマチュアは、そのしなり戻りを十分に使えていません。その理由は、リリースが早すぎる「アーリーリリース」になっているからです。
ダウンスイングの早い段階で手首のコックをほどいてしまうと、シャフトはインパクト前にしなり戻ってしまいます。ハーフウェイダウンでは、右腕とシャフトが直角に近い形になっているのが理想です。右ワキを締めながらダウンスイングすることで、右手首の角度をキープしやすくなります。
インパクト直前でシャフトを逆にしならせるには、下半身の動きも重要です。切り返しから下半身を先行させて体重移動することで、シャフトが粘り、インパクトで一気にしなり戻ります。下半身が先に動けば、アーリーリリースも防げます。インパクトまでは右手首の角度を保ち、リリースはフォローで行う意識を持ちましょう。
体重移動に加えて、私は体の回転力も利用しています。右から左へ体重移動する際は、「右ツマ先から左カカトへ移動する」イメージです。横方向ではなく斜め方向へ力を使うことで、体重移動に回転スピードが加わり、一気にヘッドスピードを高められます。
ショット前の準備運動として、トップから腰の高さまでを連続で素振りしてみましょう。ビュンビュンと繰り返し大きく速く振ることで、シャフトをしならせるポイントを体で感じられます。頭で理解するよりも、まずは体感することが大切です。私もドラコン競技では、本番直前に必ずこの「連続しなり素振り」を行っています。
■大和田沙羅
おおわだ・さら/1994年生まれ、福島県出身。15歳からゴルフを始め、ツアープレーヤーを目指すも断念。2021年にLPGAティーチングプロ資格A級を取得し、2022年にドラコン競技へ転向。同年、日本人初の世界ドラコン女王に輝いた
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