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ただいま増加中! “鋳造”でなく“鍛造”ウェッジを選ぶメリットとは何だ?【最新モデル試打】

これまでウェッジと言えば、定番モデルのボーケイ『SM10』を始め、「鋳造」で作られることが多かった。しかし最近では「鍛造」で作られたウェッジがどんどん増えている。多くのメーカーが「鍛造ウェッジ」に移行するのはなぜなのか? そしてクラブとしてどんなメリットがあるのか取材した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年11月10日 11時00分

『鍛造ウェッジ』のスピン量や打ち出し角を徹底チェック

ライやボールなど、同一条件で『鍛造ウェッジ』の打ち比べを行うと、打ち出し角やスピンのかかり方にモデルごとの個性があった。低くて止まるアプローチか、適正スピンで高めに打ち出すピッチ&ランか。好みの弾道が打ちやすいモデルなら寄せワン連発間違いなし!

テーラーメイド:MG プロト 58度SCグラインド

圧倒的にソフトな打感でスピン性能も最強レベル

【試打評価】インパクトでフェースにボールが乗る感覚が強く、圧倒的にスピンがかかる。打ち出しはやや高め。インパクトのエネルギーをスピンと高さに変換するイメージなので、しっかり打ってもボールがゆっくり飛んで距離感が合ってくれる。

ミズノ:ミズノプロ T-1 58度Vグラインド


フェースに乗る感覚が強くスピンを自在に操れる
【試打評価】 インパクトでしっかりフェースに乗る感覚があり、スピンのかかりやすさはトップクラス。低くボールを打ち出して、スピンで止めるアプローチが打ちやすい。打感はかなりソフトで、音は程良い大きさに調整されている。

タイトリスト:ボーケイフォージド 58度Bグラインド

操作性と寛容性を高い次元で両立

【試打評価】 どんな打ち方でもボールがゆっくり飛んでくれて、距離感が合いやすい。打点がブレても、距離や弾道のバラツキが小さく抑えられて、寛容性も高い。インパクト時に打点のフィードバックがしっかりあり、弾道の操作もしやすい。

フォーティーン:FR-5 58度

低く出して止めるアプローチが打ちやすい

【試打評価】 同じ打ち方でもソール形状の分、ロフトが立って当たるので、打ち出しが低くなり、距離感を合わせやすい。一方で、フェースにしっかり乗るのでスピン量が多いことも特徴。大きめのヘッドでミスヒットにも強くなっている。

ダンロップ:クリーブランド RTX ディープフォージド2 58度

フェースの芯が広く狙った距離にしっかり届く

【試打評価】 打点ブレに強く、芯を外しても初速が落ちにくく、狙った距離にキャリーさせられる。弾道は高めで、適正スピンのピッチ&ランが打ちやすい。バンスがしっかりあるので、ボールを右に置いて打ち込んでも刺さりにくい。

キャロウェイ:OPUS SP 58度Sグラインド

どんな打ち方でもスピン量が安定してくれる

【試打評価】 ヘッド内部に空洞を作ったことでフェースの芯は広め。初速だけでなく、スピン量も安定してくれるのでアプローチで止まる球が打ちやすい。ソール幅が適度にあって座りが良く、オートマチックにやさしくピンに寄せていける。

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