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ウソだろ!? 手嶋多一の“面白過ぎる”14本! ショップ限定の軟鉄アイアン、ミズノ製のツアー系ボール 

国内シニアツアー今季最終戦、「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」でシニア3勝目を挙げた手嶋多一。独特すぎるクラブセッティングについて直撃した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月11日 11時00分

シニア3勝目を挙げた手嶋のセッティング
シニア3勝目を挙げた手嶋のセッティング (撮影:提供:日本プロゴルフ協会)

国内シニアツアー「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」でシニア3勝目を挙げた手嶋多一。独特すぎるクラブセッティングについて直撃した。

【写真】軟鉄アイアンの顔でグースネックでやや大きめ! ドライバーのグリップだけワタナベグリップ 

ドライバーはミズノ『ST200X』(10.5度)に『TOUR AD クワトロテック 75 X』を組み合わせて使用。ドローヒッターの手嶋だが、現在はあえてフェードを選択しているという。その理由は?

「今はドライバーはフェード、アイアンはドローと、しっかり使い分けています。ドライバーはフェアウェイに置きたいし、アイアンはピンを狙いたいから、自分の持ち球を使うんです」

現代の460ccヘッドでは、無理にドローを打とうとするとドロップするという。

「昔の小さいヘッドなら右から出してドローが打てますが、今の大きいヘッドでドローを打とうとするとドロップする。少し右に抜けるフェードの方が飛ぶんです。プラヤド・マークセンもそうですが、右にプッシュして飛ばしている。あの方が飛ぶんですよ。今のクラブでドローを打とうとするとキャリーが出ない」

アイアンは5I〜PWで、ミズノの軟鉄鍛造『MX フォージドプロ』に『K's プロト S』を装着。ヘッドがプロ用モデルではないという点も特徴的だ。

「あれはプロ用じゃないんです。ミズノショップ限定アイアンで、市販されていません。他のプロはアスリート系の『ミズノプロ S3』とかを使うけど、僕は『ヘッドが小さいから無理』と言って、特別に使わせてもらっています。ヘッドは大きくてやさしいです。(昔は小さいヘッドを好んでいたが?)以前はドライバーも小さかったからよかったけど、今はドライバーが大きいのにアイアンだけ小さいと打てない」

アイアンは市販モデルはロフトが立っているので、ロフトを寝かせているという。刃が出てしまうので、グースネックにして仕上げてもらっているというから面白い。

ボールは、ツアープロとしては珍しくミズノ製の『ミズノプロ X』を使用。その理由をこう語る。「ミズノのボールは、去年より評価がぐっと上がったんです。飛距離に関しても、ミズノのボールは飛ばないわけじゃない。むしろちょっと飛ぶんじゃないかというくらい」。

スピン性能についても高く評価している。「アプローチのスピンがめっちゃかかる。すごいスピンです。アイアンも止まります。オススメですよ。ショップで買ってください(笑)」。

手嶋が絶賛するミズノのアイアンとボールは、一度打ってみたいものだ。

【手嶋多一のクラブセッティング】 
1W:ミズノ ST200X(10.5度/TOUR AD クワトロテック 75 X)
3W:ミズノ ST-G(15度/TOUR AD F-75 X)
3U:ミズノ ST-Z 230(18度/OT TOUR Iron i110X)
4U:ミズノ ミズノプロ FLI-HI(OT TOUR Iron i110 X)
5I~PW:ミズノ MX フォージドプロ(K's プロト S)
50・54・60度:ミズノ ミズノプロ X(DG S200)
PT:テーラーメイド スパイダー ツアーX
BALL:ミズノ  ミズノプロ X

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