編集部員が気になるもの、ことを体験する本企画。今回はタイトリストのボールフィッティングを受けてみた……その後の物語。
【記者Kのフィッティング後】
記者Kです。以前ボールフィッティングを受けた際、「ドライバーのスピン量が3,000回転を超えていて、スピン量と打ち出しの高さを少し抑えられる『PRO V1』の方が合っている」という話を受けました。
一般的には『PRO V1』の方がソフトな打感、『PRO V1x』はややしっかりしたフィーリングと言われます。それでも私の場合、実際に打ち比べると、アプローチでは『PRO V1x』の方がフェースに乗る時間が長く感じ、出球も抑えられてコントロールしやすい印象があるんです。
どちらを使うか悩んでいたところ、フィッティングを担当してくださった向井さんから「それぞれ数ラウンド使って決めてみてください」と言われたので、両方を数ラウンド使って見ました。
今回、ボールを選ぶ上で決め手になったのは、長年の悩みだったドライバーのスピン量。飛距離ロスを少しでも減らせるなら、その恩恵はアプローチで感じたわずかな差より大きいと思い、最終的に『PRO V1』を選びました。
また、思わぬ悩みも解決しました。これまでボール選びは、アプローチのフィーリングを最優先にしてきました。柔らかい打感や、低く打ち出せるイメージが出るかといった点ですね。だからこそ、“柔らかい”とされるボールを選んできたのですが、樹脂インサートのパターに替えてから、インパクトが少しぼやけてしまうことが気になっていました。
実際に『PRO V1』を使ってみると、ソフトな打感はそのままに、パッティングでは芯を感じるしっかりした手応えがあり、打音も心地良く感じたんです。インパクトの感覚と音が一致することで、「ちゃんとヒットできた」という感触が得られ、距離感も合わせやすくなりました。
もちろん、一番期待していたドライバーでも違いははっきり感じられています。これまで気になっていた吹け上がるような弾道が抑えられ、アゲインストでも前へ進む強い球にななりました。
こうした変化もあって、以前より迷いなくスイングできるようになっています。これこそボールフィッティングを受けた一番の恩恵なのだと感じました。
ボール選びは軽視されがちですが、クラブより気軽に試せるギアでもあります。一度フィッティングを受け、自分に合ったボールを見つけるだけで、ゴルフは想像以上に変わるかもしれません。
【編集者Nのフィッティング後】
編集者Nです。今まで、「ボールをこれ!」と決めてこなかった私ですが、ボールフィッティングを受けてから、推奨された『PRO V1』を数カ月使用してみました。そこであった気づきをレポートしたいと思います。
まず、ドライバーのスピン量問題。極端に少ないと指摘されたこともあり、新しいクラブも検討したのですが、ロフトをカチャカチャで寝かせることで改善が見られました。
なんと、1,700回転前後だったのが、2,000回転~2,500回転くらいで安定するようになったんです。ボールの機能的な側面ではないのですが、「ボールをこれ!」と決めたからこそ、道具を調整することで数値を改善できたと思います。
また、同じようにパターも改善しました。今まで使っていたネバーコンプロマイズのL字パターで『PRO V1』を打つと、打感が柔らかいのに、意外とコロがり過ぎてしまって、イメージが合いませんでした。
そこで、打感とコロがりが合うものにしようと中古ショップを巡っていたところ、スコッティ・キャメロン『サーカ62 No.3』と出合いました。カーボンスチールのパターではあるのですが、ミーリングが浅いこともありしっかりとした手応えがあり、これだ!と思いました。替えてから、打感とコロがりが合うので、今までよりもパターが上手くなった気になっています。スコア自体も直近は80台で回れているので、使うボールを決めるということがゴルフの改善につながるんだと実感できました。
