2025年のウェッジで最も売れたのはどのモデルなのか？　最新の週間ランキングでは王者ボーケイ『SM10』が不動の1位をキープ。2位にはクリーブランド『RTZ』、そして3位がピン『s159』という結果だった。二木ゴルフ水戸店の山本直樹さんに1年間のウェッジ市場を振り返ってもらった。

「1年間ずっと売れ続けたのはやはりボーケイの『SM10』。当店でも1月から12月まで売上げ1位でした。ただし、今年はクリーブランドの『RTZ』が大健闘しました。特に発売直後の2月、3月はボーケイの売上げに迫る勢いがありました」

『RTZ』が人気になった理由は？

「もちろん女子プロで山下美夢有選手、竹田麗央選手をはじめとするトップ選手が使いはじめた影響もあると思いますし、性能面でも打感が明らかに柔らかくなった。今まで他メーカーを使っていた人や昔のクリーブランドを使っていた人がクリーブランドに戻ってきた印象です」

『SM10』『RTZ』以外で2025年に売れたのは？

「フォーティーンが好調でした。『FR-5』は幅広いゴルファーに人気がありましたし、どちらかといえばショートゲームに苦手意識がある人にフォーティーンは人気があります」

2026年はボーケイやピンから新作が発売されるという噂もあるが、果たしてウェッジ市場はどうなるのか？

【ウェッジ売り上げランキング　トップ3】
1位　タイトリスト ボーケイ SM10
2位　ダンロップ クリーブランド RTZ
3位　ピン s159
※データ提供：矢野経済研究所、12月8日～12月14日のデータ

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