大手メーカーのウェッジでなく、地クラブを使用する女子プロがいる。こだわりのウェッジを紹介したい。
【青木瀬令奈】
50・58度:グラインドスタジオ プロト(N.S.PRO 850GH R)
「中学生のときから、このウェッジを使っています。素材ですね。銅を使っているんです。一般的に劣化が早いかもしれないですけど、何ともいえない打感なんですよね。それにフェースの乗り方が気持ちいいです。さらに、ボールの止まり方、スピンの入り方、バンスの弾き方や滑り方がなかなか良くて、ずっと慣れているモノなので手放せない。1年で2~3本替えるぐらいで、そんなに多い方じゃないです」
【堀琴音】
51・58度:ジューシー tT(N.S.PRO 950GH S)
「『ジューシー tT』はプロのリクエストに応えて設計するモデルです。軟鉄をウェッジ形状に削り出し、CNC加工を施しているため、打感が非常に柔らかい。58度はバンス13度のTソール形状でスピンがかかりやすく、ダフリにも強い設計。51度はSソール形状でフェースを開かずに打て、タテ距離のコントロール性に優れています」(ジューシーデザイナー・松吉宗之)
【穴井詩】
58度:グラインドスタジオ(DGツアーイシュー S200)
「58度はグラインドスタジオさんのものをかれこれ5、6年使用しています。52度で使うキャロウェイ『MD2』の58度が廃番になったので、お願いをしました。割と58度はロフトを立てて打っても大丈夫なので、52度と58度はロフトが開いたセットになっていますね」
【横峯さくら】
48・52・58度:マスダゴルフ スタジオウェッジ M425(N.S.PRO 950GH R)
あらゆる状況で多彩な技のイメージが沸く、グースネックを採用したモデル。「低く打ち出したり、スピンがかかりやすくて、グースネックでもいいなと思って使っています」。
