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好みのマレット型ではなく、L.A.B. GOLFの“初モノ”パターで連勝したキム・ヒョージュ

キム・ヒョージュが「フォード選手権」で連覇達成。その手には、またもやL.A.B. GOLF製パターが!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年4月1日 17時06分

マレット型のイメージが強かったキム・ヒョージュがブレード型で連勝!
マレット型のイメージが強かったキム・ヒョージュがブレード型で連勝! (撮影:GettyImages)

先々週と先週の2週にわたってネリー・コルダを退け、連勝したキム・ヒョージュ(韓国)。替えたばかりのL.A.B. GOLF製パターによる「圧倒的なパッティング」が光った勝利で、惜敗したネリーですら「彼女のパットを見るのは本当に魅惑的」と脱帽した様子だった。

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そして、「フォード選手権」で大会連覇を達成した裏には、奇しくも「2年連続でゼロトルクパターへ直前で変更」というエピソードが存在する。「ずっとマレット型」だった彼女に訪れた興味深い変化についてもレポートしたい。
 
■2024年は多くのマレット型に替えて低調
 
ヒョージュは元々ショートゲームの名手として知られ、LPGAが「スクランブリング」統計の記録を開始した2007年以降、15年・19年・21年・22年・25年と5度もツアー1位になった。しかし、その彼女でも一時的に失速した年がある。2024年だ。

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この年は落ち着きなく複数のマレット型を使い「1R辺りの平均パット数」が【29.13】と過去5年でも多く、「スクランブリング」も59.85%と前年より大幅低下。スクランブリングとは「グリーンを外した際にパーセーブする確率」で、アプローチの成否と残ったパットを沈め切る力が問われる複合指標になる。
 
■転機は25年3月。『Mezz.1』を投入し即優勝

転機は2025年3月「フォード選手権」だった。ヒョージュは会場でL.A.B. GOLF『Mezz.1』を手に取り、即座に実戦投入を決断。その大会でいきなり優勝を飾り、以後このツノ型ゼロトルクをずっと使って、25年の「1R辺りの平均パット数」が【28.59】で1位に。得意の「スクランブリング」も68.3%で1位になった。

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ところが、今年初戦の「ホンダLPGAタイランド」では、ショートスラントネックの元々のエース『O-WORKS TOUR R-BALL S』へ戻したヒョージュ。この大会で3位、続いて使用した「HSBC女子世界選手権」では1R辺り平均が「29.25」で、最終的に21位で終えていた。
 
そして、迎えた先々週の「ファーティネット・ファウンダーズカップ」で、運命の出会いをはたした。なんと、またもやL.A.B. GOLF製で、キャリアでも極めて珍しいブレード型の『LINK.2.1』である。

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ヒールシャフトと呼ぶネックが付いた、通常パターに近い見た目のゼロトルク・ブレードを初めて使って初日「22パット」。4日間平均でも「27.25」を記録し、2年連続で初投入のL.A.B. GOLF製パターで優勝を手にした。
 
■今年も『LINK.2.1』の投入で即優勝&連覇
 
近年、PGAツアーでは今季開幕から6戦5勝した『スパイダーツアー』を例に、マレット型パターの勝者がかなりの多数派になっている。L.A.B. GOLFでも『Mezz.1』や『OZ.1』などマレット型が人気を博し、同社のブレード型を選ぶツアー選手は比較的目立たない存在だった。

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ところが、そんな昨今のパタートレンドと今回は真逆。「通常パターに近い見た目の、ゼロトルク・ブレード」はタテ合わせがしやすいのか、元々マレット好きだった選手でも良くなることがあるようだ。今後、ヒョージュの『LINK.2.1』を採用する他の選手が現れるのか、動向を注視したい。

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