インパクトの操作が得意なジャンボさんだからこそ、オートマアイアンを選ぶ!?
P編 「考えてみるとさ、今回のアイアンに限らず、パーシモンから始まったキャリアから、メタル、チタン、大型チタンと50年に渡って激変する新しい道具を常にいち早く取り入れ、アジャストして使いこなしてきたのがジャンボさんじゃないのかな。ボールだって、誰よりも早く糸巻きからソリッドボールを武器にしていたよね。先入観なんてない、常に新しいことにトライする開拓者なんだよ。誰もが慣れた道具で今までの延長線で使いたがるのが当然なのに、常に最新ギアを取り入れ、違和感を練習量とテクニックでカバーして確実に武器にしてきた。道具の進化にスイングをアジャスト出来なくて消えていったプロはたくさんいるってよく聞くのに。今回の『G400』なんて、過去のジャンボさんが行き当たったギアの変化からすれば、大した問題じゃないんじゃないかな」
筆者 「良いこと言いますね。今日初めて心に響きましたよ。確かにジャンボさんは全ての道具の進化の歴史を受け入れ、変化しながら選手として生き続けてる人ですね」
P筒 「村田さんの言うとおりです。長岡さん、【オートマ性能が高いクラブはオートマスイングにしか使えない】という先入観が実は一番悪い考え方かもしれないですよ。道具の性能や進化を味方にした方が結局得になるし」
筆者 「僕はダウンブローがきついスイングだから、大型オフセットのアイアンって現場で絶対に使えないと思ってました。事実『i200』アイアンのラウンド試打のときは絶好調だったし、操作が抜群にしやすかった。でも、もしかしたら『G400』はもっと良いかもってこと?でも、こないだは球がポンポン浮いちゃって操作感ないんだけどなぁ。しかも、PINGのアイアンは両方とも打痕がフェースに残りやすくてボクが打つと汚くなるし…」
P編 「君は芯を外しまくるタイプだから嫌がるだろうけど、打点の確認のためにはいいじゃない。上達につながるよ」
筆者 「クラブの話と全然関係ないディスり、何なんですか!(怒)」
P筒 「今度ラウンドでどっちのアイアンが良いのか検証したいですね。12月発売の『XXIO X(ゼクシオテン)』と比較しながらどうですかね?」
筆者 「そういえば『G400』と『ゼクシオテン』って、なんとなく出る弾道が同系な気がします。上に上がりやすくて、直球系というか、オートマ性能が高い。自称・技巧派のボクももしかするとこっち系の方がいいのかな…。二人をコテンパンにやっつけたいし、ラウンドで勝負しましょう!」
P編&P筒「了解!」
Text/Mikiro Nagaoka