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シン貧打爆裂レポート『ツアーレスポンス ストライプ ボール』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年8月11日 17時00分

注目ポイント

『ツアーレスポンス ストライプ ボール』は、2022年4月22日に発売されました。

“ツアーボールのDNAを継承したボールに、ビジュアルテクノロジーが搭載!”というコピーです。

『ツアーレスポンス ストライプ ボール』は、ツアープレーヤーが使用するボールをアマチュアゴルファーがより簡単に体感できるように開発されたそうです。中身も、今回のモデルチェンジで進化しましたが、最も目立つのは「NEW 360°クリアパスアライメント」という太いラインです。イエローとブラックを使ったラインは、ボールの表面積の約三分の一を超える占有率です。

パッティングや、ティーショットで、ボールに引いたラインを目標に合わせるゴルファーは一定数います。その時に使用されているラインは、まさに線ですが、『ツアーレスポンス ストライプ ボール』は、線というより面です。とにかく、目立つボールです。

『ツアーレスポンス ストライプ ボール』は、今回のモデルチェンジで、主に2点の進化をしました。

一つ目は、カバーです。「ツアーフライトディンプルパターン」は、『TP5』シリーズでも搭載されていて、実績がありますが、『レスポンス』には初めて搭載です。空気抵抗を軽減することで、キャリーが伸びるという結果になります。「キャストウレタンカバー」は、グリーン周りでのスピン性能を発揮します。

二つ目は、コアです。ボールのエンジンといえるコアを包む2層目のマントルに、高弾性素材の「HFM(HIGH FLEX MODULUS)」を採用することで、エネルギー伝達効率をアップさせました。そのまま、初速アップに直結します。

『ツアーレスポンス ストライプ ボール』は、前モデルも試打をして、高評価しました。

ヘッドスピードが速くないゴルファーに合わせてチューニングして、かつ、買いやすい中価格帯で発売するボールはたくさんありますが、カラーボールがあったりするぐらいなので、太いラインに度肝を抜かれます。単なる目立とうとしているだけのボールではない、と信じたい、と単純に思いました。

でも、実は、打つ前から良いボールのようだという確信がありました。発売から数ヶ月の間、ボールが売れすぎて、試打に回す余裕がない、とテーラーメイドから断られていたのです。実際に市場を見ても、ボールは品不足が続き、購入したゴルファーがリピーターになっている様子が手に取るようにわかったからです。

『ツアーレスポンス ストライプ ボール』は、中身もしっかり高性能で、アイディアでゴルファーを楽しませるボールになっているのか? 試打ラウンドに、楽な気持ちで挑みました。

試打した日は、曇り、気温は24度〜29度。微風。グリーンは9フィートの速さ。使用したボールは、もちろん『ツアーレスポンス ストライプ ボール』です。

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