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「カシオワールドオープン」で勝利を呼び込んだ大岩龍一の“地クラブウェッジ”とは?

「カシオワールドオープン」で優勝し、賞金ランキング4位に位置する大岩龍一。「ゴルフ日本シリーズJTカップ2025」に出場している彼に、こだわりの“地クラブウェッジ”について取材した。

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ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月5日 11時00分

アクシスゴルフのウェッジを使用
アクシスゴルフのウェッジを使用

「カシオワールドオープン」で優勝し、賞金ランキング4位に位置する大岩龍一。「ゴルフ日本シリーズJTカップ2025」に出場している彼に、こだわりの“地クラブウェッジ”について取材した。

【写真】地クラブウェッジはソール後方が大きく落とされていた! ヘッドは3つの穴が空いている

大岩が60度で使用しているのは、地クラブのアクシスゴルフ 『Z5 TOUR』。シャフトは『DGツアーイシュー』を組み合わせている。S25Cを使った軟鉄鍛造ウェッジだが、なぜ人気の海外ブランドではなく地クラブウェッジを選ぶのか。

「以前知り合いの紹介でアクシスゴルフの方に削って作ってもらったんです。そのときは使いたい形状がなくて……。今回、ワイドで厚みのあるソールが好みだと伝えたところ、ちょうど好みの形状の『Z5 TOUR』が発売されたので、何度か調整していただいて夏ごろから使うようになりました。すごくいい感じです」

バンスを多めに設計したセミワイドソールで、芝に引っかかりにくいのが特長だ。「打感が柔らかくてスピン性能がめちゃくちゃ高い。しっかりボールを噛んでくれるので使えると思います」

「カシオワールドオープン」のプレーオフで勝利を呼び込んだアプローチを支えたこのモデルについて、アクシスゴルフ広報にも特徴を聞いた。

「弊社の測定ではバンス角14度(他社でいう実質10度程度)とやや多めに設計しています。その方がヘッドが地面に潜りにくく、上目に当たるミスも少なくなります。また、ソール後方(トレーリングエッジ側)を大きく落としているため、フェースを開いても刃が浮かないワイドソール設計です。さらに、ネックが他モデルよりやや長く、重心が高くなることでスピン性能が安定します」

初勝利を引き寄せたアプローチを支えた一本が、最終戦でも活躍するのか注目したい。

【大岩龍一のクラブセッティング】
1W:ピン G440 MAX (10.5度/ベンタスTRレッド6X)
4W:ピン G440 MAX(17度/ベンタスTRレッド7X)
4U:タイトリストGT1(20度/TR HYBRID 95X)
4I:タイトリスト T200(DG MID X100)
5I~7I:ピンBLUEPRINT S(DG MID X100)
8I~PW:ピン BLUEPRINT T(DG MID X100)
50・54度:ピン S159(DG MID X100)
60度:アクシスゴルフ Z5 TOUR(DGツアーイシュー)
PT:ピン OSLO-C
BALL:タイトリスト Pro V1

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