ゴルフパートナーが発表した2025年の年間売り上げランキング・アイアン部門では、1位にスリクソンの『ZX5 MkⅡ』が入った。人気の理由や気になる価格など、現在のトレンドをゴルフパートナー藤沢長後店の店長を務める島田辰也さんとチェックしていこう。
昨今の軟鉄人気を裏付けるように、1位にはスリクソンの2022年モデル『ZX5 MkⅡ』が輝いた。ブームの火付け役ともいえるモデルで、難しいとされてきた軟鉄アイアンに新たな風を吹き込んだ。「芯が狭い、球が上がらない、ヘッドスピードが速くスキルのあるゴルファーが使うものという軟鉄アイアンのイメージを変えたモデル。軟鉄らしい気持ち良い打感、構えた感じのスマートさ、ヘッドの美しさなど、軟鉄の良さが味わえつつも、打ってみると、球が上がりやすく、芯も広く、アベレージクラスでも『これなら使える』と思わせます」と島田店長。平均販売価格は6本セットで74,000円。まだまだ人気は継続中だ。
トップ3を見ると、「それぞれのカテゴリーの代表モデルが入っている」と島田店長。1位の『ZX5 MkⅡ』は王道の軟鉄で、2位のテーラーメイド『STEALTH』(2022年モデル)は、寛容性のあるヘッドにスチールシャフトの組み合わせで、初中級者でヘッドスピードが速い人向け。また3位の『ゼクシオ 10』(2018年モデル)は、同じく寛容性のあるヘッドに、カーボンシャフトのマッチングで幅広いゴルファーに対応するモデル。ターゲットゴルファーの異なるモデルが順当にランクインしたわけだ。
2位『STEALTH』と3位の『ゼクシオテン』は、ともに秋以降に新作が発売、発表されマークダウンしたことがきっかけでセールスを伸ばした。中古クラブ平均販売価格は、『STEALTH(5本セット、スチールシャフト)』が45,000円、『ゼクシオテン(5本セット、カーボンシャフト)』30,000円。どちらも「安心感のあるヘッドサイズで、ダフリに強く、球がつかまりやすい。多少ミスしても、大きく飛距離ロスするとなくスコアがまとめやすい」と島田店長。スチールかカーボンか、シャフトの好みで選ぶと結果につながるだろう。
【2025中古クラブ年間ランキング(アイアン編)】
1位スリクソン ZX5 MkⅡ
2位テーラーメイド STEALTH
3位ダンロップXXIO 10(テン)(2018)
■解説
ゴルフパートナー藤沢長後店 島田辰也店長
しまだ・たつや/ゴルフパートナー独自の社内認定制度「中古クラブアドバイザー」は、クラブの価値を正しく見極め最適な提案をするエキスパート。欲しいクラブがあれば「まずは相談してみて」と、予算に応じてベストなクラブを見つけてくれる。
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