ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

アームロックパター、やさしい『ステルス2』FW、曲がらない『プロV1』……賞金王・金子駆大の14本は面白過ぎた

石川遼、松山英樹に次ぐ史上3番目の若さ、23歳94日で賞金王に輝いた金子駆大(こうた)。独特なクラブチョイスをする彼にセッティングについて直撃取材した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月9日 12時00分

若き賞金王のセッティング
若き賞金王のセッティング

石川遼、松山英樹に次ぐ史上3番目の若さ、23歳94日で賞金王に輝いた金子駆大(こうた)。独特なクラブチョイスをする彼にセッティングについて直撃取材した。

【写真】アームロックパターの顔を見るとロフト多め! 古めの『ステルス2』FWの構えた顔は大き過ぎなく構えやすい

ドライバーは、タイトリストの『GT2』(11度)に『ベンタスTRブルー6X』シャフトを組み合わせている。ウッド3本とも同シャフトを使用しているが、なぜだろうか?

「ほとんどフェードを打つ僕のスイングにマッチしていて3年くらい使っています。しっかりしているけどちょっと走る。粘ってくれる。すごく気に入って使っています」

7Wにテーラーメイドの2023年発売の『ステルス2』(21度)を使用。「他のモデルを打ってもあまり『ステルス2』より良くないので変える必要はないかなって思っています。やさしくつかまって、球が上がってくれます」。3Wは『Qi35MAX』(15.5度)を使用しているが、『ステルス2』が割れたため、やさしいモデルを新たに採用しているのだ。

パターは、4年前からアームロック型を使用しており、オデッセイ『Ai-ONE CRUISER #7 ARM LOCK』は昨年から愛用している。「アームロックで左腕にグリップを着けるタイプ。短いパターが苦手で打てないので。今はアレしか使えないです」と、使用理由を話す。

昨季からクラブ契約フリーになったが、その理由は「タイトリストのボールが使いたかった」から。今季から『タイトリスト プロV1』を採用している。

「当時はドライバーもちょっと悩んでいた。フリーにしてからすごく調子が良いんです。 『プロV1』は曲がらなくて、ウェッジでスピンがすごく入ってくれる。僕は飛ぶ方じゃないので、そういうところがいい」

「どちらかというと人よりやさしいめのセッティングですね。もともと球が低いのでそれを助けてくれるようなギアを使います」と語る金子。アマチュアこそこのクラブチョイスを見習った方がいいだろう。

【金子駆大のクラブセッティング】 
1W:タイトリスト GT2(11度/ベンタスTRブルー 6X)
3W:テーラーメイド Qi35MAX(15.5度/ベンタスTRブルー 7X)
7W:テーラーメイド ステルス2(21度/ベンタスTRブルー 9X)
4I:タイトリスト T200(N.S.PRO MODUS3 プロト X)
5I~9I:テーラーメイド P760(N.S.PRO MODUS3 プロト X)
46・52・56度:タイトリスト ボーケイSM10(N.S.PRO MODUS3 プロト X )
60度:タイトリスト ボーケイSM10(N.S.PRO MODUS3 プロト S)
PT:オデッセイ Ai-ONE CRUISER #7 ARM LOCK
BALL:タイトリスト PRO V1

◇ ◇ ◇

女子プロの使用アイアンを調査。関連記事『西郷真央、河本結、堀琴音が絶対手放せない軟鉄アイアンとは何だ?【女子プロ名器図鑑】』で詳細をチェックできる。

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト