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アダム・スコットがアイアンをキャロウェイへスイッチ その理由は…?

アダム・スコット(オーストラリア)はどんなセッティングで日本決戦に乗り込んできた?

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年10月10日 10時52分

<ベイカレントクラシック Presented by LEXUS 初日◇9日◇横浜CC(日本)◇7315ヤード・パー71>

米国男子ツアー唯一の日本大会に出場するアダム・スコット(オーストラリア)。セッティングを見てみるとアイアンに変化が見られた。

【写真】アイアンに変化 アダム・スコットの最新セッティング

2022年にクラブ契約フリーとなって以降、さまざまなメーカーのクラブをバッグに入れてきた。なかでも、三浦技研のアイアンを使用していたことは記憶に新しいが、現在使用しているアイアンはキャロウェイのプロトタイプの『APEX MB』だった。

このアイアンを選んだ理由について、「ヘッドがより大きく、ミスに寛容なアイアンを探し続けている」と話す。ツアーの中でもキャビティやミスヒットにやさしいアイアンを使用する選手が増えてきており、スコットもそうしたツアーの流れをくみ取っている。

ただ、「トラディショナルなブレードを使う方が好きなんだ」とも続ける。アイアンにやさしさを求めつつも、長年タイトリスト『680 フォージド』を愛用してきたスコットにとって、ブレードアイアンの系譜に変わりはない。

バッグの中で長く“スタメン入り”を果たしているのが、テーラーメイドのミニドライバー『BRNR MINI』だ。ウッドはドライバー、ミニドライバー、5番ウッドという構成だが、その打ち分けについてはこう説明する。

「(ミニドライバーは)3番ウッドの代わりに入れている。PGAツアーではいつでもドライバーで打てるわけではない。ミニドライバーは3番ウッドよりも距離が出るし、そういう時にいい。1週間のうち90%はドライバーではなくミニドライバーを使ってる」。スコットにとって、ミニドライバーはティショットの生命線とも言える存在となっている。

「いつもベストのプレーができるように新しいクラブを探すよう心がけている」。スコットのクラブ選びの旅に終わりはないが、現在ベストの14本で、横浜CCを攻略を目指す。(文・齊藤啓介)

【アダム・スコット セッティング】
1W:タイトリスト GT2(10.0°Diamana WB 63TX)
1W:テーラーメイド BRNR MINI(13.5°Diamana WB 73TX)
5W:テーラーメイド Qi10 (18°Diamana WB 73TX)
3I:タイトリスト T250(ツアーAD VF HB 105-X)
5I~PW:キャロウェイ APEX MB プロトタイプ(プロジェクトX LZ 6.5)
48°:タイトリスト SM9(DGツアーイシューX100 S400)
54,60°:タイトリスト SM10(DGツアーイシューX100 S400)
PT:L.A.B. Golf DF3

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