ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

予選通過手繰り寄せるバーディ締めで“ホッ” 松山英樹はパットに苦戦も1アンダー「う~ん、苦しかった」

松山英樹はなんとか1つ伸ばして決勝ラウンド進出が濃厚な状況になった

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年6月17日 09時00分

<全米オープン 2日目◇16日◇ザ・ロサンゼルスCC ノースC(米カリフォルニア州)◇7421ヤード・パー70>

最終ホールとなった9番パー3で、ティショットを90センチにつけてのバーディ締め。松山英樹は出入りの激しかった一日を、なんとか1アンダーでまとめた。初日に2オーバー・83位タイと出遅れながらも、2日目にトータル1オーバーまで戻し、予選通過圏内に浮上した。

スタートホールとなった10番。グリーン奥のカラーからパターで打った6メートルのバーディパットを沈めて幸先のいい船出となった。続く11番は297ヤードのモンスターパー3。しかしここでティショットがカップ方向に近づいていき、左ピンハイ3メートルにつけた。それでも続くバーディパットが外れてしまう。「チャンスだった。ああいうのが入ってくれれば、もっと流れよくできてたと思うんですけど」と悔やむシーンになってしまった。

12番でも1つスコアを伸ばしたが、「14番、15番ぐらいからパットが。昨日終わった後に改善されたものがまた崩れた。う~ん、まあ苦しかった」とグリーン上でのフィーリングがなかなか合わない。すると17番でボギーが。さらに18番で1.5メートルのバーディパットがカップに蹴られるとガックリと肩を落とした。そこからは落としては獲り返すという展開に。傾斜のあるグリーンだがラインはしっかり読めているというが、「それ以前の問題」ときょうのパッティングのできをバッサリと切り捨てた。

ただショット面は「昨日よりは、よくなった」と上向き。それでもダブルボギーを叩いた5番は、思わずティショット後にドライバーを手から離すと、左ラフ、右ラフ、バンカーを渡り歩くミスも続いた。「そういうのが無くなってくれれば、安定してチャンスにはつけれるかなと思いますけど」。なかなかかみ合った満足ゆくラウンドは訪れない。

ローリー・マキロイ(北アイルランド)、そして5月の「全米プロ」を制したブルックス・ケプカ(米国)との同組という“最注目組”に入ったが、「離されるのは分かってたので」と自分のプレーに集中した。実際マキロイが「67」を記録し、一気にトップ3圏内に浮上。ケプカは「69」にとどまったが、松山ひとりが取り残される状況は避けた。

最後の短いバーディパットも、「入れたら予選はクリアするだろうと思ったんですけど、入る気がしなかった。まあ、後ろの組の結果次第かなと思いながら打った」というほどグリーン上のイメージはよくない。それでも「69」とアンダーパーをマークし、予選通過圏内でのホールアウトでホッとした表情を浮かべる。「ビッグスコアも出せるんじゃないかなと思います」。パットの感覚を合わせ、週末の爆発に期待したい。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト