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タイガーが日曜日のオーガスタに登場 ウェッジ、パターのみの練習ラウンドで“本格始動”

マスターズ開幕を控えた日曜日、タイガー・ウッズがオーガスタに姿を見せた。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年4月8日 08時47分

<マスターズ 事前情報◇7日◇オーガスタナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

タイガー・ウッズ(米国)が本番へ向け、前週の日曜日に本格始動した。恒例イベント『ドライブチップ&パット』が行われた7日夕方にコース入り。自らの足でアウト9ホールをチェックした。

グリーンジャケットに袖を通す松山英樹【写真】

昼前に自宅がある米フロリダ州からプライベートジェット機でオーガスタに入ると、ギャラリーも少なくなった午後3時10分ごろに白のキャップとパンツに黒のウエア姿でコースに登場。まず15分ほどパター練習を行ってから、ウェッジとパターのみを持って1番ホールからラウンドを開始した。アプローチとパターがメインにはなったが、ハーフをラウンドしたその足取りはしっかりしている。そして午後6時前に約2時間30分の確認作業が終了した。

インフルエンザで途中棄権した2月の米国男子ツアー「ジェネシス招待」以来となる試合に向け、ここからじっくりと本格的な準備を進めていくことになりそう。そして練習ラウンドをともにしたキャディはランス・ベネット氏。ジェネシス招待でもタッグを組んだベテランだ。2012年に「ザ・プレーヤーズ選手権」を制したマット・クーチャー(米国)の全盛期や、女子のポーラ・クリーマー(米国)、ロレーナ―・オチョア(メキシコ)らを支えてきた人物としても知られるだけに、その存在は心強い。

これまでに歴代2位の大会5勝を挙げているウッズは、21年に自動車事故を起こし一時は選手生命も危ぶまれた。しかし22年のマスターズで公式戦に復帰。この年は予選を通過して47位という結果を残した。昨年も出場し決勝ラウンドに進んだが、最終日スタート前に足底筋膜炎再発を理由に棄権している。その直後に右足首の再手術を受け、今年のジェネシス招待で約10カ月ぶりの復帰を果たしていた。

事故後にオーガスタでプレーするのはこれが3度目。その注目度は変わらず、今年も多くのパトロンの視線を集めることになる。(文・間宮輝憲)

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