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「パターが普通になれば…」 松山英樹、4年ぶりVへ残した課題

「パターが普通になれば…」 松山英樹、4年ぶりVへ残した課題

配信日時:2021年1月18日 11時52分

ソニー・オープン・イン・ハワイ 最終日◇17日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

首位と5打差から逆転を目指した松山英樹は、1イーグル・1バーディ・1ボギーと2つスコアを伸ばしたもののビッグスコアはならず。優勝したケビン・ナ(米国)と6打差の、トータル15アンダー・19位タイでハワイ2連戦を終えた。

ハワイで撮影! 松山英樹の超最新ドライバーショット【連続写真】

バーディを積み重ねたい状況だったが、序盤はパーが並ぶ展開が続く。すると7番パー3で先にボギーが来る、望まない流れになりかけてしまった。だが9番パー5で、フェアウェイから残り143ヤードのセカンドショットを1.5メートルにつけてイーグルを奪取。続く10番パー4もバーディとし、反撃ムードも高まった。しかしその後は再びパーが続き、最後までトップをとらえることはできなかった。

それでもフェアウェイキープは14ホール中11ホール、パーオンも18ホール中13ホールで、4日間平均でみても83.33%とショットの状態は確実に上がっている。これに関しては本人も、「ミスは(ティショットを左ラフに打ち込んだ)14番くらいだったし、ドライバーは良くなってる。グリーンヒットも今まで出たなかで一番だと思うし、そこは進歩している」と、感触はやはり悪くない。

ただ、優勝争いで優位に立ちたかった前日も苦しんだパッティングについては、まだまだ不満が残る。「このショットがあれば、パターが普通になれば優勝は見えてくるところまできた。ショットがキープできれば、パッティングに集中できると思う」。この日も3〜4メートルがわずかに…という場面も目につき、「きょうは1番でいいパーパットが入ったので、いけるかなと自分に期待したんですけど、その後まったく入らなかった。ちょっとしんどかったですね」とチャンスを生かしきれなかった印象は拭えない。

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