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米帰りの22歳 高橋美羽がネクヒロ初出場「自分のことを知ってもらいたい」

米国帰りの22歳。高橋美羽が日本・福島で再スタートを切る。

所属 ALBA Net編集部
小池 文子 / Ayako Koike

配信日時:2025年7月24日 18時55分

米国帰りの22歳が福島からリスタートを切る
米国帰りの22歳が福島からリスタートを切る (撮影:福田文平)

<リオン・ドールコーポレーション / ゴルフパートナーチャレンジカップ by XEBIOグループ 事前情報◇24日◇ボナリ高原ゴルフクラブ(福島県)◇6464ヤード・パー72>

ネブラスカ州立大学リンカーン校を今年5月に卒業した高橋美羽(たかはし・みう)が、マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに初出場。米国で培った技術とコースマネジメントで今季から国内で戦っていく。

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同ツアーは以前から知っていたという。「試合の配信があるのが魅力的でした」。大学の4年間をアメリカで過ごしたため、国内での知名度・実績がない高橋にとって、「知ってもらって、もっと応援してもらえるいい機会」と感じたのが登録したきっかけだった。

栃木県那須出身の高橋が初めてクラブを握ったのは、近所のジュニアゴルフスクールに通い始めた6歳の頃。両親はスキー・スノーボードの競技経験者だったため、幼少期はウィンタースポーツにも勤しんでいたが、「(雪山に)行き過ぎて嫌いになっちゃった」とゴルフにしぼり、10歳から競技ゴルフ人生をスタートさせた。

アメリカへの進学を決めたのは、将来を考えての決断だった。「もともと(海外に)憧れていて、英会話が好きだった。英語ができたら将来の選択肢が広がる」。語学や環境への不安もあったが、大学のコーチやチームメイトからの手厚いサポートのおかげでホームシックになることなく、充実した米国生活を送った。一番の収穫は異なる環境での対応力。「気候や芝が違う。そこにすぐ調整する力は伸ばせた」と、確かな手応えをつかんだ4年間となった。

先月に帰国し、7月の1次予選(F地区)でプロテストを初受験。結果は不合格となったが、プロテスト独特の雰囲気と緊張感を味わった。現在は来年のプロテスト合格を目指して、これまで使いきれていなかった下半身のパワーを伝えるスイングに改造中。来年のプロテスト合格を目指して、今は地道に基礎を積み上げている最中だ。

「まずはみんなが見ていて面白いプレーをして、色んな人に自分のことを知ってもらうのが一番の目標。優勝もしたいです」。4年ぶりの日本。22歳が福島の地で新たなスタートを切る。(文・小池文子)

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