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「やることはたくさんある」 プロテスト2次敗退の佐渡山理莉の“今”と“これから”【マイナビ ネクストヒロインツアー】

JLPGAプロテスト2次予選で敗退となった佐渡山理莉が今の心境とこれからについて語った。

所属 ALBA Net編集部
小池 文子 / Ayako Koike

配信日時:2024年9月12日 07時46分

佐渡山理莉が今の心境について語った
佐渡山理莉が今の心境について語った (撮影:福田文平)

<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第9戦マイナビカップ 事前情報◇11日◇瀬田GC北C(滋賀県)◇6408ヤード・パー72>

前週に行われたJLPGAプロテスト第2次予選C地区(京都府・城陽カントリー倶楽部)に出場した佐渡山理莉は、トータル1オーバーで4日間を回り、カットラインに2打及ばず敗退となった。

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高校時代にはJGAナショナルチームに所属していた24歳は、過去6度の受験で最終予選には4回進出している。昨年は最終予選で涙をのんだ。「調子はこの前までよかったんですけど、思うようにいかないな」。テスト中にショットの違和感があったことを話し、吹っ切れた様子を見せながら気丈に振る舞う。

初日は1オーバー・47位タイと出遅れたが、2日目はトータルイーブンパー・37位タイに浮上。3日目で46位タイに後退すると、最終日は終盤まで3アンダーと耐えるゴルフが続いた。最終ホールでボギーを喫し「70」でフィニッシュ。巻き返すことはできなかった。「伸ばしあいについていけなかったのは悔しい。でもアンダーで回れたのは良かった。やり切った感はあるので仕方がない。解放された感がある」と振り返った。

昨年受けたTLPGA(台湾女子ツアー)QTを3位で突破し、今季は台湾ツアーにも参戦している。「強い選手もたくさんいるので、すごくいい経験になっている」と、試合経験を積んできた。日本での試合との兼ね合いもあってシード権獲得にはまだ届いていないが、「QTを受け直して、また挑戦したい」と次なる目標に掲げた。

プロテストが終わってからは大好きなゲームを満喫。吹っ切れた佐渡山は、「(プロテストは)落ちちゃったけど、やることはたくさんあるので、しっかり準備して臨みたい」と、予選会を突破して出場権を獲得した「日本女子オープン」(9月26~29日)、11月末には台湾QTを控えている。「グリーン周りの小技を重点的にやっていきたい」とまずは調子を戻すことに専念していく。

今大会の瀬田ゴルフコース 北コースは、日本で唯一の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」の開催地。ラフに入ると難易度が上がるチャンピオンコースだが、「ピンを攻めるプレーでベストを尽くしたいです」と強く意気込んだ。ここからリスタートを切る(文・小池文子)

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