<アラムコ選手権 事前情報◇1日◇シャドウクリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>
先週の「フォード選手権」で今季自己ベストの単独3位に入った勝みなみは、今大会でも上位争いと米ツアー初優勝を狙う。
今大会のコースは、先週と同じく西海岸の砂漠地帯にあるが、全体的にフラットで広々とした前週のコースとは違い、今回はもともと平坦だった砂漠にアップダウンやドッグレッグを施し、クリークや池、滝が随所に配置されている。西海岸特有の乾燥した環境の影響で、フェアウェイやグリーンは硬く、ボールがよく転がるコンディションとなっている。
「先週もグリーンが硬かったので、そのイメージは引き続きできてはいるんですけど、先週は木がなくて、広々としていた。今週は木があって狭く見える」と違いを話す。さらに、グリーン周辺は傾斜に加えて池などが配置されている。「絶対に“右ダメ”“左ダメ”というのが決まっているので、どのピン位置でも寄せるのが難しかったり、バンカーのアゴが高くてなかなか寄せるのが難しい」とショートゲームの難度が高い。「メリハリがしっかりあるコースってなかなかないと思うので、すごく面白そう。楽しみです」と話した。
今大会の舞台となるシャドウクリークGCは、プレー費用だけで約1250ドル(約19万円)という世界最高峰の超高級コース。名物ホールの17番パー3ではグリーン横に小さな滝が流れるなど、各ホールに独自の景観があり、非日常の空間を演出する。「こんなコースで1週間回れるのはなかなかないので、ぜひ予選を通って4日間プレーしたい」と笑顔を見せた。
月曜日に6時間ほどかけて車で移動し、現地入り。火曜日からコースで調整をしている。自身のコンディションは「全体的にすごくいい。きょうの朝にトレーニングをして、この辺(二の腕)の違和感があって振りづらかったんですけど、そのあとすごくいい感じにショットできていると感じました」と手ごたえを得ている。
「いいイメージはできているので、今週も上位にいけると思います。あとは自分を信じて打てるか、というところが必要かな」。初日から上位争いを繰り広げた前戦の好感触を、今週も生かしていきたい。
昨年から「ボギーやダブルボギー、トリプルボギーを打ったときこそ冷静に、自分を許して次のホールに集中する。逆にバーディの後も同じように次に集中する」という思考法を意識。今季はメンタル面の安定を重視している。今週もポジティブな姿勢で、前戦を上回る結果を狙う。(文・高木彩音)

