<フォード選手権 事前情報◇25日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6675ヤード・パー72>
米初優勝を目標に掲げる米ツアー4年目の勝みなみが、今季5試合目を迎える。オフには基礎からスイングを見直し、「悩みが少ないのは、今年が初めて」と2月の「ホンダLPGAタイランド」で昨季と比べて安定感の向上を実感し、シーズン序盤を戦っている。
フェアウェイが狭いうえにアップダウンも激しく、グリーンには細かな傾斜がある柔らかいコンディションだった前週の「フォーティネット・ファウンダーズカップ」では、ショットの状態は良かったもののコースと噛み合わず予選落ち。「ショットがいい感じだっただけに…。上手くいかない一週間でした。切り替えていきます」と悔しさをにじませていた。
今週は一転してフェアウェイが広くフラットで、芝は硬いセッティング。「普段よりも10~20ヤードぐらい飛んでしまうこともあるんですけど、そのあたりは回りながらアジャストしていけたらいいですし、先週みたいに(バックスピンで)戻ってくることもないので計算はしやすい。グリーンもきれいなので、転がした通りに入ってくれる可能性は高いと思います」とイメージは悪くない。
舞台のワールウインドGCは、アリゾナ州のソノラ砂漠に位置するデザートコース。プレーエリア外は砂地が広がり、強い乾燥も特徴の一つ。そんな環境のなかで勝がする乾燥対策は「化粧水を持ち歩いています。あとは氷のうも持っていますし、お水もたくさん飲んでいます。寝て起きると手も乾燥するので、ネイルオイルも持っています。(肌が)割れて、痛くてプレーにも支障が出てしまうこともあるので」と、細やかなケアを欠かさない。
さらに「暑い場所ほど冷たいものを飲みすぎて体が冷えてしまうので、なるべく温かいものを飲むようにしています」。宿泊先、コースでは温かいお茶を口にするなど、内側からのコンディション管理も徹底。「内臓が冷えて動きが悪くなることもあるので」と日頃から常温の飲み物を補給するようにしているという。
乾燥、日差しが強い環境のなかで迎える米本土2戦目。「先週もショットの調子が良かったので、あとはパターをしっかり入れること。先週はストロークがあまり良くなかったという反省がある。今週修正して、プロアマでは良かった。それをあすも続けていけたらいいなと思っています」。アドレス時の姿勢にも修正を加え、手応えをつかみつつある。前戦のリベンジに向けて、いい滑り出しをしたい。(文・高木彩音)

