ファーヒルズ朴セリ選手権
稲見萌寧は久々の米本土戦へ 「もう1回気合いを入れ直して頑張りたい」
アジア大会では棄権と予選落ちに終わった稲見萌寧が約2か月ぶりの米本土戦に向けて気合を入れ直す。
配信日時: 2024年3月21日 06時00分
Round 4 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -9 | ネリー・コルダ |
2 | -9 | ライアン・オトゥール |
3 | -8 | ガブリエラ・ラッフルズ |
3 | -8 | アリソン・リー |
5 | -7 | アンドレア・リー |
5 | -7 | ジャスミン・スワンナプーラ |
5 | -7 | 申ジエ |
8 | -6 | サラ・シュメルツェル |
8 | -6 | イン・ルオニン |
10 | -5 | ジェニー・シン |
<ファーヒルズ朴セリ選手権 事前情報◇20日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>
今季初戦「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で19位タイに入ると、翌週「LPGAドライブオン選手権」では8位に入るなど好調なシーズンを切ったが、その後のアジア大会で棄権や予選落ちが続いた。「もう1回気合いを入れ直して頑張りたいなと思います」と、米本土戦に向けて気持ちを引き締めた。
「キャディさんから『LPGAツアーの中で1番を争うくらい』と聞いている」というパロス・ベルデスGCの激しいアップダウンに備え、中国大会から1週間ほどのオフは「コースで多めに練習しました」と入念に調整を重ねた。
西海岸特有のポアナ芝については、「初めてなのですごく楽しみなのと、どうなるか分からない不安はあるんですけど、なるべく早く対応できるようにしたいなと思います」と前向き。ただ、「ティショットとかショットも上手くいかないと難しいなと思う。グリーンも高低差があるわりにはすごく小さい。より一層ショットをどこにつけるか、ミスをするならどっちとか、マネジメントがすごく大事になるかなと思います」と分析。稲見にとって今週はショットがキーポイントになりそうだ。
久々の米本土戦に向けて「楽しみながら予選の通過を第一に頑張りたいと思います」とまずは現実的な目標をクリアしていくつもりだ。そんな稲見は最も活躍したルーキーに贈られる賞である「ルイーズ・サグス・ロレックス・ルーキー・オブ・ザ・イヤー」でトップ(88ポイント)に立っている。1990年に小林浩美が獲得したこともあり、34年ぶりの日本人戴冠にも期待がかかる。