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連続バーディ発進からの足踏みに「すごくもったいない」 渋野日向子が挙げた課題

米国女子ツアーは第3ラウンドが終了した。日本勢は5人が決勝ラウンドをプレーしている。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年9月22日 08時00分

<クローガー・クイーンシティ選手権 3日目◇21日◇TPCリバーズ・ベンド(米オハイオ州)◇6705ヤード・パー72>

なかなか流れを作り出せない一日。渋野日向子は、3バーディ・2ボギーの「71」という結果について、「もうちょっと前半できたんじゃないのかなと思う。パー5が取れなかったので、そこがすごくもったいなかった」と話した。

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立ち上がりは順調だった。スタートの10番で“おはようバーディ”を奪うと、続く11番パー5でもピン左5メートルからのバーディパットをねじ込んだ。しかし、その後はパーを並べる展開になり、次に来たのは後半5番のボギー。7番で取り返したが、最終9番では右ラフからの2打目がグリーン右前の池に落ちてしまう。最後がボギーだったことももちろんだが、なによりその言葉にもあるように18番、そして6番、8番というパー5で伸ばせなかったことが、モヤモヤにつながる。

2019年の「AIG女子オープン」(全英)制覇時などに使用していたパター『シグマ2 アンサー』を再投入しプレーするグリーン上は、「微妙なパーパットも打ち切れてる。そこはプラスにとらえたい」と、この日も28パット。感触は悪くない。ただ、チャンスを決めそこねたという印象も残る。

また、フェアウェイキープ率が64.2%(9/14)だったティショットも、「しっかり振れているところもあったけど、イメージが違う。後半はボールが右にも出だしていたので、ちょっとそこは気になるかな」と、数字以上の違和感を残す。「最後の池ポチャもありますけど、(ボギーが)2個で済んだのは、内容を見るとマシだったのかな。アンダーはもう少し出したかったですね」。なんとか最終日に向け、修正をはかっていく。

3試合ぶりの決勝ラウンド進出を決めた2日目のプレー後には、“アグレッシブさ”を取り戻しつつあるという話も出ていた。そこは3日目も「できたといえばできたかな」と前向きにとらえられる部分。しかし、ここで足を引っ張ったのもティショット。「曲がった分、攻め切れなかった。もったいないところもいっぱいあったし、 グリーン周りも。そこはすごく悔しい」。こんな思いは拭えない。

トータル3アンダー・58位タイで迎える最終日。「なんか4日間って長いなって、いい意味で思える。しっかり明日、悔いが残らないように。悔いが少なめになるよう頑張ります」。ひさびさの日曜日のプレーを堪能し、次へつなげる。

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