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ルーキー・馬場咲希はメジャー出場権にも“ホッ” 「出られる試合を多くしたい」

馬場咲希が3連戦に挑む。リシャッフル後の出場順位アップも確実な状況とあって、さらに勢いをつけていきたい。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年4月16日 17時30分

<JMイーグルLA選手権 事前情報◇15日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>

ルーキーの馬場咲希は、まだここが今季3試合目。昨年の最終予選会(Qシリーズ)を24位で通過すると、限られた出場試合のなかで結果を残し、ポイントランキングでは46位につけている。

【連続写真】馬場咲希が平均270ヤード飛ばせる理由はどこにある?

ツアー側のミスにより、出られたはずの試合に出られなかった、というアクシデントもあった。そのなかで前戦の「フォード選手権」は6位。来週に行われるメジャー今季初戦「シェブロン選手権」の出場資格も得た。

「QTが終わった後は出られる試合が少ないのは聞いていた。前回の結果とかもあって、試合を確定できるっていうのはホッとした。試合を多くしたいので、そこでメジャーも出られるので、すごくうれしい」

ここから3連戦。シェブロン翌週の「ブラックデザート選手権」終了後にはリシャッフル(出場優先順位の見直し)が行われて、より上位へのカテゴリーに“昇格”する見込み。一歩ずつ、確実に歩みを進めることができている。

それでも、自身の調子を鑑みれば、『ん?』と感じているところも多いという。「そういうところがありつつも、ほかでカバーできてうまくリズムをつかんでいたような感じだった。今回もそんな感じになる可能性はある」とショットの調整を求めている。今週のコースはグリーンの傾斜が強く、外すと難しい状況になる。「普通のアプローチみたいなのが残らないので、できるだけグリーンに乗せたい」とパーオンに重きを置く1週間になりそうだ。

フェアウェイバンカーも気になる。フェアウェイ自体広くはなく、ドライバーの着弾エリアに近い「ジャマ」な位置にある。それでも「バンカーをよけて(刻んで)いくホールでもないので。入っちゃったら入っちゃたでしょうがない」とドライバーを握る予定。攻めの姿勢は忘れずに、今週も上位を目指す。(文・笠井あかり)

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