<AIG女子オープン 初日◇30日◇ロイヤルリザム&セントアンズGC(イングランド)◇6601ヤード・パー71>
初出場初優勝を飾った2019年から、今年で8度目の全英女子を迎えた渋野日向子は、バーディなしの3ボギーで、初日を3オーバー・75位タイで終えた。「後半はドライバーがブレてしまい、グリーンを狙うことも難しかった。それで難しいパーパットも残ってしまう」。その状況のなか耐えながらプレーを続けていたが、上がり2ホールの連続ボギーで一気に後退した。
「チャンスにつけたところで決め切れなかったのが、きょうのスコアの要因。決め切れなかったのが悔しい」。520ヤードに設定されているインの11番パー5は、アゲンストが吹き、3打目でも120ヤードを残す状況。そのなか、7番アイアンでライン出しした「きょうイチ」というショットでピンに絡めたが、これもわずかに決まらず。「自分でも(このパットは)いい感覚だったので入ってくれれば。最後に切れて、悔しかった」。なかなか流れを手繰り寄せることができない一日だった。
「なかなか(バーディが)取れずにリズムも悪くなっていったし、最後はやっぱりパッティングにも影響したような感じがした」。最終18番のパーパットは1メートル弱。ここまでの積み重ねが、こういったプレーにつながってしまう。
渋野にとって前戦の「アムンディ・エビアン選手権」を16位で終え、一時帰国。いい手応えをもってリンクスに乗り込んだ。開幕前には「去年よりも、自分のスイングのコントロールは、なんか“気合で!”みたいな感じではなくなっている」とも話し、その自信をより深めたい段階でもある。
ただ、この日のラウンド後は「試合になったらこうなるのは仕方ない」とポツリ。「練習はすごくよかったし、日に日におかしくなっていくのはやっぱり悔しい。もうちょっとなんとかなったとは思います」。この悪い流れ、そしてなにより全英で3年連続予選落ち中という嫌な連鎖も、明日で断ち切りたい。
「終わってしまったものは仕方ない。切り替えて、あしたはバーディを取れるように頑張りたい」。前を向いて2日目のティに向かう。(文・間宮輝憲)
