<CPKC女子オープン 最終日◇23日◇ロイヤル・メイフェアGC(カナダ)◇6452ヤード・パー70>
2カ月ぶりに戦う決勝ラウンドで、西村優菜はノビノビとプレーを続けた。前日に続き、最終日も「67」と好スコアを記録。トータルスコアを6アンダーまで伸ばし、今季の個人戦では最高順位となる17位タイで大会を終えた。
改めて、自分のプレースタイルを思い出させてくれる大会でもあった。フェアウェイキープ率は71.4%(10/14)、パーオン率は77.8%(14/18)。納得の数字も残した。
「自分が打ちたいラインと出球がそろっていて、ひさびさの感覚でした。これくらい(グリーンに)乗ってくれると、多少ミスパットがあっても、スコアがまとまってくれる。自分のストロングポイントはそこ」。奪ったバーディは5つ。それも「ミスパットが多かった」という上での結果だ。ショットメーカーが、カナダで“らしさ”を取り戻した。
6月の「マイヤーLPGAクラシック」から、先週の「スタンダード・ポートランドクラシック」まで、出場した米ツアーで4戦連続予選落ちを喫していた。最後に決勝を戦ったのは、古江彩佳と組んで出場したペアマッチの「ダウ選手権」。ここでは今季最高の5位になっている。
今週の結果により、ポイントランキングも108位から102位に上昇。「それを気にしてゴルフをするのは疲れちゃう」と、考えないようにしても、どうしても頭をよぎってしまう。「もう少し気楽にやりたいですね。きょうもいい感覚だったので気にせずにできた。それがいいのか悪いのかは分からないけど、あまり自分を痛めつけてもな…って。気楽に回れて、こういう感じで試合が進めば、来年につながると思う」。プレースタイル同様、そんな感触も思い出した。
次戦は27日からマサチューセッツ州で行われる「FM選手権」に出場。会場となるTPCボストンは、かつて米男子ツアーでも使用されていたが、西村にとって「すごく嫌いなコースなんです。一番嫌い」という“鬼門”でもある。
2024年の第1回大会から出場するが、西村は2年連続予選落ち中。そんな感想を抱くのも無理はない。「きょうのショットの感じがよかったので、練習に行きたい気持ちになってます」。カナダでは同じく苦戦していた同学年の吉田優利が、単独2位で息を吹き返した。次は西村が天敵を倒し、大きく浮上していきたい。
